3月9日、市民プラザかぞにて「第6回 心不全多施設ハートチームカンファランス」を開催しました(Web形式)。このカンファランスは、「心不全」に関する様々な問題点や今後の解決方法を多くの医療機関の皆さまと共有することで、地域全体で心不全による重症化予防や入院の回避等を図ることを目指すものです。今回で6回目の開催で、病院医師・開業医・それぞれの施設の看護師・リハビリ技師・栄養士・薬剤師など約55名の方にご参加いただきました。
本会では、心不全診療における地域連携および多職種協働のさらなる強化を目的として、講演およびディスカッションを行いました。
一般講演では、当院循環器内科の木村医師より「災害時に心不全患者を守るために 〜今やるべきこと、その時やるべきこと〜」の演題で講演が行われました。循環器内科医およびDMAT隊員の立場から、平時における内服治療の継続や食事を含めた生活環境の維持の重要性に加え、これまで国内で発生した災害事例や、利根医療圏において想定される災害への対応について解説されました。
特別講演では、さいたま赤十字病院 院長補佐・腎臓内科部長の雨宮 守正先生より、「我々にはできるはず 〜さいたま市のCKD対策、広域関東圏透析災害対策〜」の演題でご講演いただきました。埼玉県内における透析医療の災害時体制構築の経緯や、喫緊の課題である災害時の透析医療継続に向けた具体的方策について、座長である騎西病院大隅院長との質疑応答を交えて解説いただきました。
本カンファレンスを通じて、災害時を含めた心不全・腎不全患者管理において、多施設・多職種連携の重要性を改めて共有する機会となりました。今後も地域全体での診療体制強化に向け、継続的に取り組んでまいります。









