当院は災害拠点病院として、広域の災害が発生した際の連携拠点として、災害時に活躍するDMATを編成しています。DMATは大規模災害や事故などの現場に急行する災害派遣医療チームです。9月30日(土)に日本政府主導による「令和5年度 大規模地震時医療活動訓練」が行われ、救命救急センターの福島医師・当院の看護師1名、薬剤師1名が参加しました。

今回の訓練は、南海トラフ地震を想定し、四国・九州ブロック(徳島・香川・愛媛・高知・大分・宮崎)を被災地と想定した大規模実働訓練で、全国の関連機関から326病院341チーム(約1,600名)が参加しました。当院DMATは、さぬき市民病院への支援に入り、協働して患者さんの受け入れを行いました。今回の訓練で得た学びや課題を緊急時に活かせるよう、災害対応能力の向上に努めていきます。