出張市民講座を行いました（12月26日）

12月26日（木）、市民プラザかぞ（加須市市民総合会館）にて出張市民講座を行いました。この出張市民講座は、地域の皆さまが病気や医療について知識を深め、健康増進や維持に役立てていただくことを目的としております。

12月のテーマは「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)～自分の生き方も家族の生き方も大切にするために～」という内容で、当院のがん性疼痛看護認定看護師である金子看護師が講義を行いました。当日は50名の市民の方にお越しいただきました。

今回の講座では、医療・ケアについて、自分の想いを家族や大切な人と共に話し合い、又は大切な相手に自分の想いを伝えたり聞いてみることで、『自分らしく生きていく』ということを考えるきっかけになればと思い、アドバンス・ケア・プランニング（ACP）についてお話をいたしました。

アドバンス・ケア・プランニング（ACP）：将来の変化に備え、将来の医療及びケアについてご家族や近しい人、医療やケアの担当者とあらかじめ共有しておく取り組みのこと

参加者の皆さまからは、「ACPということ自体を初めて知った」「人生会議（ACP）がいかに必要か分かりやすく聞けました」などのご意見がありました。また、重い話ではありましたが、皆様には前向きに捉えていただき、これからを考える貴重な時間をありがとうございますと感謝のお言葉をいただけました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

当院では、今後も「出張市民講座」を実施してまいります。この講座を通じ、地域の皆さまが病気や医療について知識を深め、健康増進や維持に役立てていただけるよう取り組んでまいります。