12月4日(木)に当院の講堂にて「脳・心血管 up-date セミナー」を開催しました。循環器・脳血管領域の最新知見を共有し、地域医療連携を強化することを目的とした企画です。当日は、地域医療機関の先生方、地域の救急隊員の皆さま、当院スタッフなど 約110名 にご参加いただき、活発な質疑応答も含め、有意義な会となりました。

講演1:循環器内科 菊池医師
「循環器疾患初期診療の落とし穴」「急性冠症候群の脂質管理」に加え、当院で運用している 病院前12誘導心電図伝送システム(SCUNA) を活用した、急性心筋梗塞の治療開始時間短縮に向けた取り組みについて紹介しました。

講演2:脳神経外科 今中医師
「脳梗塞急性期治療の歴史」と「脳卒中センターとしての当院の取り組み」を概説し、急性期医療における当院の役割を分かりやすく整理しました。


今後も当院は、学術活動と地域連携を通じ、急性期から慢性期まで質の高い脳・心血管診療を、多施設・多職種と協力しながら提供できるよう努めてまいります。