9月4日、国際協力機構(JICA)の招へい事業でタンザニアから来日中の道路安全に関わる有識者(保健省や病院、消防など)の方々11名が当院を訪問されました。

板橋院長より当院の概要と地域の特徴をお話しした後、救命救急センターの福島医師より救急医療に関する講義を行いました。講義では、日本の救急医療システムをはじめ、ICLSなど救急医療に関する講習について、埼玉東部消防組合と協働で運用している「ワークステーション型ドクターカー」の連携内容をお話しました。質疑応答では、消防と病院の関わり方・重篤な患者さんに対する生存率の向上にむけた取り組み(講習や指導方法のコツ)など多くの質問をいただきました。また、日本人が健康でいる秘訣は?などユーモアあふれる質問もあり、和やかな雰囲気の中活発な意見交換が行われました。

講義後には、救急や病棟など院内の見学を行った後、当院に併設している救急ワークステーション(埼玉東部消防組合)にて救急活動の様子を見学しました。