8月30日(土)に加須市民運動公園で「加須市震災対策総合防災訓練」が6年ぶりに行われ、当院のDMATチームが参加しました。この訓練では大規模な地震を想定した際の初動対応を加須市・消防・自衛隊など防災関係機関の連携強化を主として実施されました。茨城県南部を震源とするM7.3の首都直下型の地震が発生。加須市は進度6弱を記録した想定で訓練が行われました。今回の訓練で得た学び課題を活かせるよう、災害対応能力の向上に努めていきます。

DMATとは、医師1名・看護師2名・業務調整員1名(医師・看護師以外の医療職や事務職員など)の計4名で構成される災害派遣医療チームです。大規模災害や多傷病者が発生した事故現場など、多くのけが人の発生が予測される場合に派遣されます。現場の医療だけでなく、被災地の病院機能の維持・拡張支援、被災者の広域医療搬送など、専門性を活かした多岐にわたる医療的支援を行います。定期的な災害訓練にも参加し、災害急性期に活動できる機動性を持った専門的なトレーニングを受けています。