皆さまに健康な毎日を送っていただくために、当院の職員によるさまざまな健康情報をお届けします。

チェックしてみましょう!

みなさんは、このような症状ありませんか?

❏ 食事中にむせたり、咳き込んだりする

❏ 食事のあとにガラガラ声になる

❏ よく熱が出る

❏ 食べてると疲れてしまう、全部食べられない

❏ 食べ物が口の中にいつまでも残っている

このような症状がある方、もしかしたら嚥下障害があるかもしれません。
嚥下とは、食べ物・飲み物を飲み込むことを言い、嚥下障害があると、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。誤嚥性肺炎は、嚥下機能が低下した高齢の方や、脳卒中・神経疾患(パーキンソン病)の方に多く、食べ物・飲み物・唾液などが気管に間違えて入り、肺炎を発症します。

誤嚥性肺炎を予防するためのポイント

お口の中を清潔にしましょう

毎日行う歯磨き(口腔ケア)でお口を清潔に保ち、定期的に歯科受診をしましょう。

お口の運動を行いましょう

お話すること、笑う、歌うもいい運動になります。その他にも、嚥下体操を行う事も嚥下障害の予防につながります。

体力をつけましょう【特に大切です】

誤嚥をしても力強い咳で吐き出す力や、栄養をしっかり取り、体力・免疫をつけることが大切です。嚥下障害があると、食が細くなることがあります。飲み込みやすい食べ物や水分でむせてしまう場合は、とろみでの調整が必要になる場合もあります。

認定看護師より

▼当院の摂食・嚥下障害看護認定看護師より「誤嚥性肺炎」についてご紹介しました。

摂食・嚥下障害看護
認定看護師

摂食・嚥下障害看護認定看護師の活動は、嚥下評価、食事形態の調整、口腔ケアなどの看護を行っています。また栄養サポートチームの一員として、患者さんの身体計測や栄養評価を行い、カンファレンスやラウンドをしています。