5月222日(木)、市民プラザかぞ(加須市市民総合会館)にて出張市民講座を行いました。この出張市民講座は、地域の皆さまが病気や医療について知識を深め、健康増進や維持に役立てていただくことを目的としています。

5月は、「災害大国『日本』~今後の備えと対策~」 という内容で、災害対策室の奥野室長より講義を行いました。当日は、34名の市民の方にお越いただきました。
今回の講座では、「阪神淡路大震災や東日本大震災の実際から学ぶ教訓と備え」について、どのようなことがあるかを解説しました。また、未来の災害予測として北海道周辺域での大地震や南海トラフ巨大地震の発生する規模やその影響についてもお話するとともに、未来の災害への認知をこの講座を通じて情報共有させていただきました。
また、加須市における災害予測では、利根川決壊をシミュレーションした加須市洪水ハザードマップを供覧し、水害など日頃から意識することの大切さ、災害時に加須病院がどのような役割となるかについても解説しました。
参加者の皆さまからは、「水害時の加須市の状況について再認識できました」、「防災バックの用意や災害時の家族との約束事を決めておくことの必要性を感じました」などのご意見がありました。この講義を通じて、今後も加須市で発生する災害リスク認識や加須病院の災害時の役割について少しでも参考になれば幸いです。
当院では、今後も「出張市民講座」を実施してまいります。この講座を通じ、地域の皆さまが病気や医療について知識を深め、健康増進や維持に役立てていただけるよう取り組んでまいります。
次回の開催について
<日にち> 2025年6月26日(木)
<時 間> 14:00~15:30
<場 所> 市民プラザかぞ 「3階 会議室」
詳細は下記をご覧ください。
出張市民講座|6月26日(木)