2月5日、5階東病棟にて災害訓練を行いました。年に数回、病院全体で災害訓練を行っていますが、初動対応確認や防災意識の向上を目的に、各部署(小規模)での訓練を初めて実施しました。
土曜日の早朝、茨城県南部を震源とする最大震度7の地震が発生し、加須市内においても最大震度6を記録。夜勤対応の医師・責任看護師・防災センターの職員が臨時本部を立ちあげたという想定でシミュレーションを開始しました。早朝のため、職員の人数が少ない中での初動対応~患者さんの安全確認、ライフラインの確認、被害報告の仕方などを一つ一つ丁寧に確認を行いました。
訓練を実施した災害対策委員会メンバーからは、当院は災害拠点病院でもあるので、病院機能が継続できるかを判断するためにライフラインのチェックは非常に大切であることもお伝えしました。
訓練に参加した看護師からは患者さんの状態を評価・分析するアセスメントの方法を見直したいなどの改善要望もあり、ブラッシュアップにむけた多くの課題を得ることができました。これからも定期的に各部署での災害訓練を実施し、災害体制作りやスキル向上・維持に注力してまいます。
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「被害状況シート」の使い方を解説。
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どのような対応をとったら良いかをDMAT隊員である看護師が解説。