済生会加須病院では、2024年7月より毎週火曜日に「心不全看護外来」を開始しました。
当院では、心不全療養指導士を持つ看護師が5名在籍しており、心不全チーム医療の強化に伴い、心不全の治療を行った患者さんを対象に、症状の悪化や再入院予防を目的として心不全療養指導士が外来にて看護介入をします。

心不全療養指導士は、患者さんとそのご家族に心不全に関する知識や技術を身に着けてもらうとともに、心不全症状の出現や再入院の予防をするために、セルフケア支援を行います。

心不全療養指導士より

心不全は治療により症状が軽快しても、増悪と寛解を繰り返します。治療後の療養生活におけるセルフケアが十分でないと、繰り返し悪くなる病気です。その為には、患者さんが心不全とうまく付き合いながら生活していくことがとても大切です。

心不全看護外来について

心不全看護外来では当院で心不全の治療を行った患者さんを中心に療養支援を行ない、退院後も継続したフォローアップを行います。慢性心不全患者さんの「セルフケア行動」の改善、症状の悪化や再入院予防を目的としています。

心不全療養指導士より

入院中から看護介入を行ない、外来で患者さんと退院後の生活を振り返ります。そして、改善が必要な場合は行動変容ができるように、患者さんと共に実行できる目標を立てる事を心掛け、生活に即した療養支援を行っています

▼主な対応内容は下記の通りです。

  • 心不全に関する知識の提供
  • 心不全とうまく付き合いながら生活するための提案(日常生活など)
  • 多職種連携による再入院予防

外来の詳細

受付時間 毎週火曜日
① 9:30~   ② 11:00~ ③ 13:30~ ④ 15:00~
対象となる方  ・心不全で当院に入院後、退院して1ヶ月以内の方。過去1年以内に心不全よる入院がある方(直近の入院を除く)
・心不全で入院歴があり、循環器内科医師が必要と判断した方
費用 ※在宅療養指導料 170点

〇当院で必要と判断した場合、InBodyを用いた検査を行います。

※体液量等測定 60点が加算されます
※ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)など医療機器が挿入されている方はInBodyは使用できません

さらに詳しい情報は、下記よりご覧ください。

心不全看護外来について