1月12日に「さいさぽカンファランス」を当院で初めて開催しました。これは、当院の認定看護師の取り組みや知識などを医療関係者と共有し、地域医療の発展につなげることを目的としています。当日は近隣の病院・介護施設・訪問クリニック・訪問看護ステーション・民間救急などの12施設から27名の方々のご参加がありました。

感染管理認定看護師から「コロナ禍で体験した感染対策の難しさ」、がん性疼痛看護認定看護師から「終末期における療養先を考える-ある一事例を通して-」の2つの事例発表を行い、グループディスカッションを通じて活発な意見交換ができました。

参加者された皆さまからは「がんの終末期にある患者さんの支援について、いろいろな方の意見を聞くことができ、今後の支援の参考になった」「多職種の意見を聞くことができ、幅広い考えが持てた」などの声が聞かれました。当院としても、療養型病院や福祉施設などの多職種の方のさんかにより、多角的な意見交換ができ大変有意義なカンファランスとなりました。

今後もこのようなカンファランスを実施することで地域×医療×ヒトの連携を強化し、患者さんが住み慣れた地域で医療を受けられる体制づくりを目指します。