1月31日に小児救急勉強会「SQO(すくおー)」を院内で開催しました。この会は小児に関する症例検討会を通じて救急活動の検証を行い救急活動の質を向上させることや、各疾患について理解を深めて知識・技術を身につけ、より良い救急医療を住民に提供することを目的としています。

まず、草加八潮消防組合の救命救急士より1歳男児の重症頭部外傷の事例で受傷機転と処置についての考察の症例発表が行われた後、埼玉県小児医療センター外傷診療科の荒木尚医師より解説いただきました。また、鮎ヶ瀬光子看護部長の発表では、「こどもと家族の気持ちに寄り添う」と題し、現在までに経験してきたこと、ターニングポイントなどその想いに至った経緯をお話しました。今後も継続的に勉強会を実施し、SQOを通じて顔の見える関係性を構築するとともに、地域における小児救急医療の発展につなげてまいります。