10月28日に当院にて大規模災害対応訓練を実施しました。

加須市へ移転後初めての災害対応訓練で、災害時に医療体制をいかに早く立ち上げることができるかを課題に取り組みました。

訓練の概要

茨城県南部を中心とした地震により被害を生じた。その数時間後、東北道で多重事故により約120名ほどの傷病者が発生。済生会加須病院へ約60名の傷病者受け入れの要請があった。

当日は、加須市市役所/加須市医師会/行田総合病院DMAT/新久喜総合病院DMAT/さいたま市民医療センターDMAT/済生会本部/市民サポーターの方/当院職員の総勢130名が参加しました。福島医師は黄色エリアリーダーを担当、処置エリアの導線を検討し設営、傷病者の受け入れを行いました。実際に訓練を行ってみないと分からなかった課題も多く発見でき、特に2次トリアージについても勉強が必要と感じました。

今後も災害拠点病院としてその役割を担っていくとともに、災害体制作りやスキルを向上・維持していくことが重要課題です。今回の訓練を次に活かしていくために、さらにブラッシュアップしてまいります。