済生会加須病院の救命救急センターでは、2月10日に蓮田市役所にて「第35回埼玉県東部地域MC外傷セミナー(JPTECプロバイダーコース)」が行われ、当院の福島医師がコース医師世話人として参加しました。

JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)とは、外傷病院前救護ガイドラインの略で、日本救急医学会公認のプレホスピタル(病院前)での外傷教育プログラムのことです。コロナ禍もあり、約5年ぶりに蓮田で開催されました。車内から外へ・車の下から外へ救出するなどを含め、様々な想定の中で外傷症例の病院前救護を学びました。「PTD(Preventable Trauma Death/避けられた外傷死)の撲滅を目指すべく尽力していきたい」と福島医師。今後も継続して講習会に参加、当院でもJPTEC開催を目指し、病院前救護に対する教育などを積極的に行ってまいります。