済生会加須病院の循環器内科では、6 月21 日に市民プラザかぞにて「心不全多施設ハートチームカンファランス」を開催しました。

これは、心不全に関する知識・情報を他医療機関と共有することを目的とし、最終的には地域全体で連携を強化することで、心不全による重症化予防と生活の質(QOL)の改善を図ることを目指すものです。当院としては初の試みであり、総勢92名(当院スタッフ54 名/当院外のスタッフ38 名)に参加いただきました。

循環器内科の藤田医師が心不全の診断・治療についての講演。心不全療養指導士の資格を持つ茂木看護師がチーム全体での管理について講演をしました。また、連携医療機関である騎西病院や東鷲宮病院のスタッフならびに近隣のクリニックの先生方を交えた多職種ディスカッションを行いました。

寺嶋医師

今後も半年に1 回程度の頻度で同様のカンファランスを定期的に開催し、クリニック・病院に関わらず、多職種でのシームレスな医療を行えるような環境を作り、地域医療に貢献していきたいです。