済生会加須病院の循環器内科では、2月21日に市民プラザかぞにて「第2回 心不全多施設ハートチームカンファランス」を開催しました。

これは、心不全に関する知識・情報を他医療機関と共有することで、心不全による重症化予防と生活の質(QOL)の改善を図ることを目指すものです。2回目の開催となる今回は、約80名の方にご参加いただきました。

講演では循環器内科の菊池保宏医師より急性冠症候群による心不全症例・心房細動による心不全症例の2例、考察と今後の取り組みについて講演しました。さらに、東鷲宮病院 理学療法士の飯島 一樹氏より「心不全患者に対する当院での役割分担  ~低ADL患者との関わり~」というテーマで、東鷲宮病院での取り組みをお話しいただきました。今回はディスカッションパートを充実させ、心不全における地域連携や病院毎の取り組み方法、職種毎(病棟看護、訪問看護、栄養士、理学療法士、薬剤部など)の悩み事の共有を題材に10個のテーマで活発なディスカッションを行いました。その中で、退院後の心不全指導をどのように実施しているか、加須病院に求めるものなど活発な職種を横断した、とても有益なディスカッションとなりました。

今回はディスカッションパートを充実させ、心不全における地域連携や病院毎の取り組み方法、職種毎(病棟看護、訪問看護、栄養士、理学療法士、薬剤部など)の悩み事の共有を題材に10個のテーマで活発なディスカッションを行いました。その中で、退院後の心不全指導をどのように実施しているか、加須病院に求めるものなど活発な職種を横断した、とても有益なディスカッションとなりました。

当院の菊池医師からの講演の様子

前回や今回の感想・課題などをブラッシュアップするとともに、今後も定期的にこのカンファランスを実施することで、多職種でのシームレスな医療を行えるような連携体制を強化し、地域医療に貢献してまいります。