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済生会加須病院から、皆さまへのお願い
- 原則、救急隊からの要請による救急車の方を優先的に診察いたします。
- 診療日の時間外や休日などの診療日に具合が悪くなった時、けがをされた時には救命救急センターにて対応いたします。
- 救急診療については「時間外診療」とは異なりますので、症状が重篤でない場合などには、月〜金曜日の一般外来や近隣の医療機関の受診をお願いすることがございます。
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
救命救急センターに
ついて
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二次・三次救急を担う救急医療の最後の砦として救急患者を24時間体制で受け入れ、
重篤患者への対応を強化し、地域に貢献します。

利根エリアだけではなく、県央エリア、群馬県・栃木県・茨城県の一部まで
幅広いエリアをカバーしています。
入院を要する二次救急、急性心筋梗塞や脳卒中重度の外傷などの三次救急を専門としており、救急医療の最後の砦として重篤な救急患者を24時間体制で受け入れます。運営面では各地域の救急隊と連携し、適切なメディカルコントロールを実施することで、重篤患者を早期に医療に結び付け、救命率の向上を目指します。
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利根保健医療圏ではじめての
救命救急センターとして、
救急搬送時間の大幅な短縮を実現。
2022年6月の新築移転とともに開設した「救命救急センター」ですが、それ以前の利根保健医療圏では、救急車が患者さんを乗せても搬送先の病院がなかなか決まらない、重症患者さんの場合の最短距離の救命救急センターに搬送するのに時間がかかってしまうなどの困難事例も多い状況でした。当センターができたことにより、搬送時間の短縮により救急患者さんの救命率向上や地域完結の救急医療体制を築くことにもつながっています。

救急車搬送件数(年度別)
2023年度の当センターへの救急搬送の受け入れ件数は、三次救急の受け入れ数728件を含めると6,027件の前年度比119%と年々増加しています。これからもさらなる発展に向け、救急隊との連絡・連携強化や症例検討会や訓練で互いにレベル向上を重ねていくとともに、常により迅速かつ適切な治療を提供すべく、努力してまいります。
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救命救急センター長
挨拶
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地域の最後の砦として、常駐型救急ワークステーションと連携し、24時間365日体制で救急医療の提供をしています。
救命救急センターでは、救急科専門医を中心に各専門診療科の協力のもと、多発外傷、急性中毒、熱傷、四肢切断、虚血性心疾患、脳血管疾患など幅広い分野の重症患者に対して24時間365日体制で救急医療の提供をしています。当センターの大きな特徴は、埼玉県内初となる『常駐型救急ワークステーション』があることです。通常は消防署で待機している救急車と救急隊員が当センターに常駐しているため、患者さんを早期治療・救命率向上につなげることができます。また、利根医療圏だけでなく、鴻巣・北本・桶川市などの県央エリアや群馬・栃木・茨城県などの幅広いエリアからの重症患者の受け入れを柔軟に行い「地域の最後の砦」となるべくスタッフ一同努めています。また、2022年11月より救急科専門医プログラムの基幹施設に認定され、専攻医を募集中です。地域で活躍できる救急医療人材の育成にも努めています。
救命救急センター長
速水 宏樹(はやみず あつき)
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特徴
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重症・重篤な患者さんの命を救い、
質の高い急性期医療を提供する救命救急センターの特徴をご紹介します。
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多職種と連携した、質の高い救急医療
当センターは、済生会加須病院ならではの総合力を活かした診療・患者さんを中心に見据えた多職種と連携を図り、質の高い救急医療を提供しています。脳疾患の場合は脳神経外科、心疾患の場合は循環器内科などと各診療科の専門医が協力して治療にあたっているほか、医師だけでなく、看護師、薬剤師、リハビリテーション技師(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、社会福祉士(MSW)などのさまざまな職種で連携し、患者さんの退院後も考慮した救急医療に取り組んでいます。
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常駐型救急ワークステーション
当センター内には、埼玉県内初となる常駐型救急ワークステーションを併設しており、埼玉東部消防組合の救急隊が常駐しています。搬送の短縮により患者さんの救命率向上にもつながります。さらに、当センターの医師による救急救命士の実習や教育も行っており、医師・看護師から重傷者の観察力の向上を目的に臨床実習の場を救急隊へ提供し、現場での実践に活かしてもらい、地域における救急の底上げを図っています。
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病院前医療からドクターカー介入
当センターは病院前医療にも力をいれています。病院前医療とは医師および看護師自身が救急現場に出動し、病院前から救急医療を開始する仕組みです。2023年11月より常駐型救急ワークステーション(埼玉東部消防組合)と連携を図り、ワークステーション型ドクターカーの運用を行っています。消防署が所有する救急車(高規格救急車)に医師・看護師が同乗して、救急現場に出動することで、緊急度や重症度の高い患者さんを病院外で早期に診療開始ができ、救命率の向上や後遺症の軽減が期待できます。
ドクターカーの目的
- 医師による、医療介入・決定的治療までの時間短縮
- 救急隊では不可能な高度な医療の提供
- 治療方針決定の前倒し
ワークステーション型ドクターカーについて
-
119番入電
119番入電時に通信指令担当がキーワードに定める内容を覚知した場合
-
ドクターカー出動要請
現場の指揮官が医師による医療行為などが必要と判断した場合
-
ドクターカー出動
救急ワークステーションにおいて救急ワークステーション担当または 救急隊長が医師による医療行為が必要と判断した場合

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DMAT(災害派遣医療チーム)は
「すべては被災者のために」
この言葉を胸に秘め活動しています
DMATは、災害による「避けられた災害死」に対して専門的な訓練を受けた医療チームです。早期に被災地に入り、被災地域の医療需要を把握し、被災地における医療体制を確立します。そのうえで、現場での緊急治療や病院支援を行いつつ、被災地で発生した多くの傷病者を被災地外に搬送し、死亡者の減少や後遺症の軽減を目的に活動を行います。
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若手医師の育成にも力を入れた
救急科専門医プログラムの基幹施設です。
当院は厚生労働省指定臨床研修指定病院であり、多くの医学生・研修医の研鑽の場でもあります。さらに、2022年11月に救急科専門医プログラムの基幹施設に認定されました。将来を見据え、どんな場所においても最善を尽くした医療を提供する救急医を育成するとともに、救急体制の強化にもつなげてまいります。
連携施設名
- さいたま赤十字病院
- 自治医科大学附属さいたま医療センター
- 獨協医科大学埼玉医療センター
- 深谷赤十字病院
- 東京女子医科大学附属足立医療センター
- 東京都立多摩総合医療センター
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設備
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センター内には、救急外来やCT、血管撮影室があり、
多様な重症度の病態に対応しています。
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初療室
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