放射線技術科について
当科は、2016年3月に全国59番目、埼玉県内で8番目の「医療被ばく低減施設」として認定されています。医療被ばく低減施設認定制度とは、公益社団法人 日本診療放射線技師会の事業で、医療被ばく低減を病院全体で取り組んでいる施設に「安心できる放射線診療を提供できる施設」として認定するものです。高いレベルで被ばく低減を実践している施設に対し認定が与えられます。私たちは全ての放射線検査において検査毎の被ばく線量を把握し、被ばく線量を診断参考レベル(DRLs2020)以下になるように最適化しています。
また当院では最新の放射線検査装置が導入されています。3次救急医療現場で私たちは高度な技術と知識を駆使し、精度の高い画像提供と医療被ばくの最適化に重点を置いています。
マンモグラフィ検査について
乳房撮影検査(マンモグラフィ)では特定非営利活動法人日本乳がん検診精度管理中央機構による「デジタルマンモグラフィ検診画像認定施設」に認定されています。またマンモグラフィの撮影は女性技師のみで行っており、安心して検査を受けていただけます。
診療放射線技師として高い専門性を持ちつつ、患者さんの状況に適確に対応し、検査方法や医療画像を迅速に提供しなければなりません。医療に従事するスタッフとしてチーム医療へ貢献できる「ヒトづくり」が重要と考えられ診療放射線技師の質と技術の向上を目指すには育成と教育が必須であり、戦略を明確にするためにビジョンは「医療の質・サービスを高めるヒトづくり ~頼られる診療放射線技師を目指して~」としています。
▼人材育成の3本柱
- 技能(専門)教育
- 安全管理教育
- 接遇教育
医療環境の急激な変化に適確にかつ迅速に対応し、患者さんに良質で安心、安全な医療サービスの提供ができる人材の育成を目標とします。
業務内容
- 一般撮影に関すること
- CT検査
- MRI検査
- マンモグラフィ検査
- 泌尿器検査
- 消化管検査(バリウムなど)
- 血管造影検査
- 心臓カテーテル検査
- 骨密度検査
- 結石破砕(ESWL)
- 胸部X線撮影
- バリウム検査
- マンモグラフィ検査
- CT検査
- MRI検査
- 骨密度検査
- 外科用イメージ操作
- ハイブリッド手術室操作
- 術後ポータブル撮影
- 放射線科常勤医師 2名
- 非常勤医師 6名
- 診療放射線技師 25名
- 看護師 5名
- 事務員 4名
医療機器
- MRI装置 2台(1.5T)
- マルチスライスCT 3台(256列および64列)
- FPD搭載血管撮影装置 2台(バイプレーン、心カテ装置含む)
- FPD搭載型ハイブリッド血管撮影装置 1台
- FPD搭載デジタルマンモグラフィ装置 1台
- FPD搭載X線TV装置 4台(うちCアーム型1台、健診用装置1台)
- デジタル一般撮影装置(FPD) 3台
- 骨密度測定装置 1台
- 結石破砕装置 1台
- ポータブル撮影装置 4台
- 外科用イメージ 2台
各種実績
認定・資格 | 人数 |
磁気共鳴専門技術者 | 3 |
---|---|
X線CT認定技師 | 6 |
肺がんCT検診認定技師 | 1 |
血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 | 1 |
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 | 6 |
放射線管理士 | 7 |
放射線機器管理士 | 7 |
放射線被ばく相談員 | 3 |
医療画像情報精度管理士 | 2 |
臨床実習指導員 | 2 |
Ai認定診療放射線技師 | 2 |
画像等手術支援認定診療放射線技師 | 1 |
BLSプロバイダー | 2 |
サービス接遇検定準1級 | 1 |
医療安全管理者 | 1 |