腎代替療法 看護外来

末期腎不全の治療手段として、腎代替療法があります。療法選択は、患者さんの生活の質(QOL)や生命予後に影響を及ぼすため、患者さんにとっては人生に関わる重要な選択といえます。私たち看護師は患者さんと治療法に関する医学的な情報、患者さんの生活背景や価値観などの情報共有を行い、腎臓内科医師と協働して患者さんの療法選択支援を行っています。

ストーマ外来

当院で人工肛門や人工膀胱など、ストーマを造設された方を中心に、病棟・外来でサポートをしています。当院で通院中のオストメイトの方も対象として実施しています。入院後から支援を開始し、退院後もストーマと共に少しでも安心して過ごせるように、患者さん、ご家族のサポートをしています。対応するスタッフは、皮膚・排泄ケア認定看護師の他、外科・泌尿器科病棟のスタッフも一緒にサポートしています。

受付時間 月曜日~金曜日 9:00~16:00
  • 予約制としています(月曜日~金曜日9:00~16:00)
  • 受付窓口は外来受付E(外科など)・外来受付F(泌尿器科など)で実施しています
  • 1枠30~60分程度となります
  • 2階のDブロック内「38 ストーマ外来」の個室で対応します

  • ストーマ合併症の有無の観察
  • ストーマ合併症が起きた時のケア方法の検討と指導
  • ストーマ装具の変更の提案と指導(体形や合併症などに合わせて対応)
  • 患者さん、家族へのケアに関する指導
  • 訪問看護師、施設職員などとも必要に応じて連携
  • ストーマ合併症やストーマ周囲皮膚のトラブル時は、外科医師や皮膚科医師とも協力して治療・ケアの実施

心不全看護外来

当院で心不全の治療を行った患者さんを中心に、病棟・外来でサポートをしています。慢性心不全患者さんの「セルフケア行動」の改善、症状の悪化や再入院予防を目的としています。心不全看護外来では療養支援を行ない、退院後も継続したフォローアップをすることで、患者さんが心不全に関する疑問や困っている事を軽減し、心不全とうまく付き合いながら生活していけることを目指しています

受付時間 毎週火曜日 
① 9:30~   ② 11:00~ ③ 13:30~ ④ 15:00~
対象となる方  ・心不全で当院に入院後、退院して1ヶ月以内の方。過去1年以内に心不全よる入院がある方(直近の入院を除く)
・心不全発症リスクがあり、循環器内科医師が必要と判断した方
費用 ※在宅療養指導料 170点

〇当院で必要と判断した場合、InBodyを用いた検査を行います。

※体液量等測定 60点が加算されます
※ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)など医療機器が挿入されている方はInBodyは使用できません

  • 予約制としています(上記①~④のうちどれか)
  • 1枠30~60分程度となります
  • 受付窓口は外来受付C(循環器内科など)で実施しています
  • 2階の化学療法室前「48 看護外来」の個室で対応します

  • 心不全に関する知識の提供
  • 心不全とうまく付き合いながら生活するための提案(日常生活など)
  • 多職種連携による再入院予防