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特長

血液疾患全般の診断・治療を専門的に行っており、造血器悪性腫瘍(悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、慢性白血病など)は、病状により外来通院での抗がん剤治療が可能です。骨髄異形成症候群などの患者さんに対する外来輸血を行います。根治可能な疾患は、抗がん剤化学療法を積極的に導入しています。年齢や合併症で治療のリスクが大きい場合でも患者さんの希望、体力に合わせた治療計画を提案します。残念ながら根治が望めない場合でも、苦痛症状の緩和を積極的に行います。ただし、当院では無菌床がなく急性白血病や一部の悪性リンパ腫に対して行われる強力な化学療法や造血幹細胞移植療法を行うことは困難なため、それの対象となる若年者・造血器悪性腫瘍の診療は行っておりません。

  • 主に地域の高齢な血液疾患に対して診療を行っています
  • 造血器悪性腫瘍は、病状により外来通院での抗がん剤治療を行っています
  • 骨髄異形成症候群などの患者さんに対する外来輸血を行っています
  • 患者さんの希望、体力に合わせた治療計画を提案します

主な対応疾患・治療

リンパ腫は血液がんの1つで、白血球内のリンパ球ががん化する病気です。首やわきの下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれます。進行するにしたがって全身的な症状(発熱、体重の減少、顕著な寝汗など)がみられます。

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▼当院の実施可能な治療内

抗がん剤治療

輸血療法

治療内容③

多発性骨髄腫

骨髄異形成症候群

白血病

骨髄増殖性疾患

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

その他、異常な血液データの場合やリンパ節腫大精査など

各種実績

指標 2021年度 2022年度 2023年度
外来患者数 2,151 2,587 3,531
入院患者数 99 134 160
平均在院日数 14.4 14.2 13.3

疾患 実績
リンパ腫 37
骨髄異形成症候群 8
多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 24
急性白血病 22
免疫性血小板減少症(ITP) 準備中
再生不良性貧血 4
骨髄増殖性疾患 3

疾患 実績
化学療法 58