院長あいさつ・理念
院長あいさつ
地域の中核病院として
患者さんファーストの心温まる医療、
より安全で質の高い医療を提供し、
救急医療への貢献も目指していきます。
埼玉県済生会加須病院
院長
板橋 道朗
済生会加須病院の前身は、1989年に久喜市(旧 栗橋町)に設立された済生会栗橋病院です。そして、2022年6月に加須市へ新築移転、「済生会加須病院」として新なスタートを切りました。同時に埼玉県より県内11か所目の救命救急センターに指定され、利根保健医療圏だけでなく隣接する県央エリアなどにおいても救急医療を担う病院です。
地域の皆さまに信頼される病院となるべく、そして中核病院としての役割を果たしていくために、患者さんファーストで、患者さんに優しく、患者さんや家族に心温まる医療を提供していきます。また、有機的な多職種連携のチーム医療の展開により安全で質の高い医療の提供、さらに地域の救急医療への貢献を目指していきます。
加須病院は、手術支援ロボット「ダビンチ Xi」、手術室6室(うちハイブリッド手術室1 室)や集中治療室などを備え、MRI、CT、血管撮影装置などの放射線診断装置、人工透析装置設備などの医療設備を備える304床の病院です。充実した医療設備はもちろんでありますが、質の高い医療の提供は職員一人ひとりの努力とチーム医療によって成り立っています。さまざまな病気を抱えた患者さんが安心して受診していただき、病院を出る時には少しでも笑顔で帰宅していただけるよう職員が一丸となって努力していきます。
埼玉県は、人口あたり医師数や看護師数・医療施設数が全国でもっとも低い水準であり、そのなかでも利根保健医療圏は高齢化率が高く、医療資源の不足が顕著な地域です。このような状況下で、ますます少子高齢化が進む中、医療の需要と供給バランスを保ちつつ、いかにして質の高い医療を提供していくかも課題の一つであります。行政や近隣の病院・かかりつけ医の皆さまと連携を図り、それぞれの役割を果たしながら地域全体で皆さまの健康をサポートできるよう、取り組んでまいります。
今後も地域の皆さまに信頼される病院を目指してまいりますので、埼玉県済生会加須病院の運営にご理解、ご協力賜りますようお願いいたします。
略歴
1984年 北里大学医学部卒業。同年 東京女子医科大学第2外科入局。消化器・一般外科分野教授・基幹分野長、病院長を経て、2024年4月 埼玉県済生会加須病院の病院長に就任。
- 専門
- 炎症性腸疾患、大腸癌の治療など消化器・一般外科、内視鏡外科
- 指導医
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- 日本外科学会 指導医
- 日本消化器外科学会 指導医
- 日本大腸肛門病学会 指導医
- 日本消化管学会 指導医
- 日本炎症性腸疾患学会 指導医
- 専門医
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- 日本外科学会 専門医
- 日本消化器外科学会 専門医
- 日本大腸肛門病学会 専門医
- 日本消化管学会 専門医
- 日本炎症性腸疾患学会 専門医
- 日本内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
- 認定医 他
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- 日本外科学会 認定医
- 日本消化器外科学会 認定医
- 日本腹部救急医学会 認定医・教育医
- 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会 ストーマ認定士
- 院長・副院長のためのトップマネジメント研修 修了
- 臨床研修指導医
- 理事長
-
- 日本大腸肛門病学会 理事長
- 日本ストーマ排泄リハビリテーション学会 理事長
- 評議員
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- 日本臨床外科学会
- 日本大腸肛門病学会
- 日本大腸検査学会
- 日本ストーマ排泄リハビリテーション学会
- 日本腹部救急医学会
- 日本外科感染症学会
- 日本外科系連合学会
- 日本クリニカルパス学会
- 日本炎症性腸疾患学会
- 学会関連役員
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- 大腸癌研究会 世話人
- 大腸癌治療ガイドライン評価委員会 委員長
- 日本消化器病学会 大腸ポリープガイドライン作成委員会 委員
- 日本ストーマ排泄リハビリテーション学会あり方委員会 委員長
- 日本腹部救急医学会誌 編集委員
- 日本外科系連合学会 編集委員
- 東京ストーマリハビリテーション研究会 幹事・世話人
- HALS研修会 世話人
- 審議会・社会貢献など
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- 厚生労働省「難治性炎症性腸疾患に関する研究班」研究協力者
- QST病院重粒子治療臨床研究検討会 下部消化管腫瘍班会 会議委員
- NPO法人日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)事務局担当理事
- 大腸がん撲滅キャンペーン(BRC)アドバイザリーボード
基本理念
院是
院是である“心”は、先端医療の進歩が
一段と加速するであろう21世紀において、
医療に従事するものにとって失うことの許されない、
もっとも大切なものと考えます。
理念
医療現場で働く喜びを自覚し、
医療を通して社会と地域に貢献します。
基本方針
- 病院を訪れる患者さんや、その家族の心の痛みを見逃さない、心温まる医療を提供します。
- 常に最新の医療知識と技術の修得に努め、有機的な多職種連携によるチーム医療を追求します。
- 住み慣れた地域で、いつまでも患者さんが自分らしく暮らせるよう、安全で安心な医療を継続的に提供します。
- この地域で継続的な質の高い医療を実践できる事業体となるため、絶えず経営改善に努めます。
- 患者さんを大切にするように、職員も大切にします。
患者の権利と責務
- 人権
- 人格を尊重される権利
- 平等権
- 適切な医療を平等に受ける権利
- 知る権利
- 医療上の情報を知る権利
- 選択権
- 医療上の行為を選択できる権利
- 保護権
- プライバシーを保護される権利