当院では、多職種連携でチーム医療に取り組んでいます。専門領域に特化したスタッフが連携し、患者さんの回復に向けた医療活動を提供しています。
栄養サポートチーム(NST)
栄養サポートチーム(NST)とは、入院患者さん個々に最適な栄養管理を行うこと目的に構成された、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・言語聴覚士・事務などによる多職種のチームです。NSTでは、嗜好・嚥下機能・食事摂取量・検査値・皮膚の状態などをモニタリングすることによって患者さんの栄養状態を評価し、より良い栄養サポートができるよう週1回院内ラウンドを行っています。
摂食嚥下チーム
障害や誤嚥性肺炎の患者さんの嚥下ラウンドを行っています。言語聴覚士・摂食嚥下障害看護認定看護師で嚥下機能評価を行い、作業療法士がポジショニングや食事動作で介入、事務とともにチームアプローチを行っています。また口腔ケアラウンドを行い、口腔衛生のチェックを週1回行っています。各病棟にリンクナースがおり、病棟単位で口腔ケアの質の向上のため活躍しています。
認知症ケアサポートチーム(DCT)
認知症の方は入院により環境が変わることで混乱をきたしやすく、せん妄を発症したり認知症症状が悪化することがあります。そのため、認知症ケアサポートチームで病棟回診を行い、病棟看護師と協同してこれらの予防や症状を和らげるための関りを行っています。
院内褥瘡対策チーム
院内を多職種によるメンバーでラウンドし、褥瘡患者に対する予防・治療・評価および実践を行っています。褥瘡に関する勉強会も行っています。