当院では、「未来医療人の育成プロジェクト」に埼玉県協力医療機関として参画しています。このプロジェクトは、埼玉医科大学と群馬大学が協力し、埼玉・群馬県の県境地域の13医療機関、埼玉県、群馬県、両県医師会、埼玉県立大学等の協力のもと、健康と医療を支える未来医療人の育成を目指したプロジェクトです。

未来医療人の育成プロジェクトとは?  埼玉医科大学・群馬大学の医学部生と対象としたプロジェクトで、地域への愛着と地域医療を担う資質・能力・マインドを持った医師、小児科・産婦人科・救急医療・感染症科など診療科偏在を考慮し、総合診療・プライマリケアから高度・先端医療まで、これから必要となる臨床能力を身につけている医師を育成することを目的としている


プロジェクトの特徴として、埼玉医科大学と群馬大学の2大学合同で行う共同学習があります。映像コンテンツや双方向のオンライン学習、低学年から参加可能な臨地実習等を通じて、地域の医療情勢に柔軟に対応できる素養を身につけます。その一つとして「課外学習プログラム (利根川プロブラム 病院見学バスツアー)」があり、8月6日(火)に埼玉医科大学・群馬大学の医学生5名が当院へ病院見学に見えられました。

板橋院長からは当院の紹介、地域における医療課題などをお話しした後、救命救急センター、常駐型ワークステーション、手術室、ICU・HCU、病棟など院内見学を行いました。研修医との座談会では、当院の臨床研修医2名が対応。病院の特徴や研修の体制、やりがい、研修病院を決めるきっかけなど・・・医学生とざっくらんにお話し和気あいあいとした雰囲気で見学会が終了しました。

多くの医学生に当院の魅力を知っていただくとともに、医師として働くイメージをつかんでいただけるよう、当プロジェクトの参画を続けてまいります。