• 非常勤医師が診療を行います
  • 円滑な診療のため、紹介状をお持ちになりご予約をお願いします
  • ご予約の上、指定の時間にご来院ください
  • 月曜日は処置のため、休診になる場合がございます
  • 臨時休診により、日程表記載の担当医が不在となる場合がございます
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特長

耳鼻咽喉科は、難聴の診断や治療、中耳炎・副鼻腔炎・扁桃炎・咽喉頭炎などの急性炎症の治療、のどの特殊な感染症、アレルギー性鼻炎など、耳・鼻・のど、と、その周辺領域の病気を対象として診療を行います。当科は週3日、東京女子医科大学東医療センターから派遣される非常勤医師4名で外来を行っており、外来は予約制となっています。しっかりと必要な検査を行い、診断した上でガイドラインに基づいた適切な治療を行います。入院が必要な治療は行っておらず、入院治療が必要な場合には適切な病院を紹介させていただきます。

  • 週3日、非常勤医師4名体制で診療を行っています
  • 入院治療が必要な場合は適切な病院をご紹介いたします
  • 鼓室形成術、鼓膜形成術、鼓膜閉鎖術などの耳手術を行っています(日帰り手術)
  • 補聴器外来を行っています【週2日】

月曜日の門脇外来では耳手術(鼓室形成術、鼓膜形成術、鼓膜閉鎖術)を行っています。当院で行う耳手術は耳の中のみを切る低侵襲の手術なので局所麻酔による日帰りの手術が可能です。耳漏や難聴でお困りの患者さん、耳の手術を勧められたものの入院や全身麻酔が理由で治療を躊躇されている方など、当院で解決できる場合があります。どうぞご相談ください。

主な対応疾患・治療

副鼻腔炎(蓄膿症)とは、鼻腔周囲にある大小の空洞(副鼻腔)に、風邪などが原因で炎症が起こることにより、膿がたまる病気です。主な原因は細菌感染によるものなので、疲労や病気で体の抵抗力が弱まっているときに発症しやすくなります。

耳の奥には鼓膜があり、鼓膜のすぐ内側「中耳」で起こる炎症全般を指して「中耳炎」といいます。代表的な症状は「耳が痛い」「耳漏(耳垂れ)」「聞こえづらい」などが挙げられます。

急性化膿性中耳炎や滲出性中耳炎などの中耳の炎症が続き、鼓膜に孔(あな)が開いたままになってしまう病気です。通常では孔はすぐに塞がるのですが、炎症が治まりきらず塞がらない場合があります。そして、孔から細菌が入ってしまい炎症が悪化し鼓膜が吸収され、ますます孔が広がってしまいます。

穴を塞ぐのみで聞こえが良くなる場合

  1. 低侵襲な鼓膜閉鎖術(局所麻酔・日帰り手術・外来または手術室)
  2. 鼓膜形成術(局所麻酔・日帰り手術・手術室)

➀耳の穴に医療用スポンジを詰め込んで穴を治す治療です。穴を詰める前に鼓膜の穴の周りを切りますが、それ以外は切らないため傷が残りません。低侵襲ですが、②の鼓膜形成術に比べて穿孔閉鎖の成功率が少し落ちます。

②自身の皮下組織(主に耳の後ろの皮下組織)を耳の穴に埋め込むため、耳の後ろに1cm程度の傷はつきますが、穿孔閉鎖の成功率は高いです。

穴を塞ぐのみで聞こえが良くなる場合

  1. 低侵襲な鼓膜閉鎖術(局所麻酔・日帰り手術・外来または手術室)

➀多くの病院では全身麻酔で行い、耳の後ろを5cm程度切り、入院が必要となります。当院では、耳の後ろは切らずに耳の穴の中だけを切って手術をする鼓室形成術(完全耳鏡下手術)を行います。局所麻酔で行い、傷も小さいため、日帰りでの手術が可能です。

外耳道の皮膚が鼓膜より奥に入り込んで真珠腫となり、増大しながら骨を溶かしていってしまう病気です。真珠腫をきれいにとり除かないと再発してしまうため、大きい場合は耳の後ろを切ってしっかりと真珠腫を取り除くことが必要となります。入院が必要なため、当院から手術できる病院へ紹介をさせていただいています。

鼓膜の奥に水がたまるため、聞こえが悪くなる病気です。まずはその原因をしっかり検査します。原因の治療を行っても水がたまる場合は鼓膜に換気チューブを入れ、水が溜まらないようにします。検査から治療まですべて外来で行っています。

アレルギー性鼻炎

突発性難聴

各種実績

指標 2021年度 2022年度 2023年度
外来患者数 1,884 2,245 2,641