menu
menu
menu

小児科

診療科の概要

特色

オールラウンドな診療を行いますが、血液疾患・悪性腫瘍、先天性心疾患や児童精神などの専門的な加療が必要な疾患は、専門施設に紹介依頼いたします。

治療方針

小児期の疾患の診断・治療や発達などの相談を中心に診療しています。

展望・目標

当院の診療圏は、決して子どもたちの診療施設の多い地区ではありません。したがって、発熱や風邪ひきから、入院治療の必要なお子さんまで、すべての疾患の対応に努めます。 夜間急病診は、当院と土屋小児病院(久喜市)、羽生総合病院(羽生市)の3病院で輪番体制を組んで行っています。救急対応については平日の診療時に担当医師にお尋ねください。どうぞ、ご理解とご協力をお願いいたします。 ご紹介いただいた医療機関には、外来診療や入院治療の内容を報告いたします。常に地域診療所との良好な連携に努めます。

診療体制

主な対象疾患

 

 

発達相談外来

幼児期、学童期、思春期の子育てに迷っておられる親御さまや、落ち着きがない、授業についていけない、あるいは不登校など、心理・発達面の問題について心配があるお子様のための外来です。

対象は15歳までのお子さまとし、まず、小児科外来を受診していただきます。その後、主治医の判断で、必要に応じて心理検査(発達検査、知能検査、認知機能検査など)を行い、薬剤による治療や心理カウンセリングを行うという順序となります。より高度な専門病院への紹介を行う場合もあります。相談をご希望の方は当科外来までご相談ください。

治療・検査内容

治療内容

<急性疾患の治療>

・感染症、呼吸器疾患

・川崎病:免疫グロブリン療法、ステロイド療法      など

<慢性疾患の治療>

・アレルギー、神経疾患

・低身長:成長ホルモン補充療法

・先天代謝異常症(ファブリー病など):酵素補充療法     など

検査内容

・各種画像検査、心電図、脳波検査

・低身長:成長ホルモン分泌負荷試験

・食物アレルギー:食物負荷試験

・発達障害:心理検査、知能機能検査、心理士による発達知能検査

そのほか、疾患に応じ、必要な検査をいたします。

診療実績

外来・入院患者数

指標 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
外来患者数 6,813 6,621 7,029 5,653 6,890
入院患者数 500 640 669 208 442
平均在院日数 3.9 3.8 3.9 5.2 3.8

疾患別退院患者数

DPC疾患コード(MDC6)により集計、数字は延べ退院患者数

疾患名 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
インフルエンザ、ウイルス性肺炎 84 4 31 27
肺炎等 28 5 11 8
ウイルス性腸炎 95 18 50 45
細菌性腸炎 1
上気道炎 59 7 15 14
扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 14 7 10
急性副鼻腔炎 1 2
急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 22 4 37 10
食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 4 8 2 3
熱性けいれん 22 6 9 2
骨髄炎(上肢以外) 1
伝染性単核球症 4 1 1
その他の感染症(真菌を除く。) 15 81 44
虫垂炎 3
穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 1
腹膜炎、腹腔内膿瘍(女性器臓器を除く。) 1
腹壁損傷 1
その他の消化管の障害 2
敗血症 2
川崎病 9 4 5 12
体液量減少症 4
喘息 154 23 52 102
食物アレルギー 17 14 16 9
アレルギー性紫斑病 8 3 4
膿皮症 6 3 1 5
紅斑症 3
痒疹、蕁麻疹 2
下垂体機能低下症 13 9 6 8
リンパ節、リンパ管の疾患 4 1 3
重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 1
2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 1
低血糖症 1
間脳下垂体疾患(その他) 1
ネフローゼ症候群 1
気分[感情]障害 1 1
てんかん 9 6 26 11
片頭痛、頭痛症候群(その他) 3 1
代謝障害(その他) 20
体温異常 1
顔面神経障害 1
自律神経系の障害 1
神経症性障害,ストレス関連障害及び身体表現性障害 3
その他の精神及び行動の障害 1
免疫介在性脳炎・脊髄炎 1
血液疾患(その他) 1 1
頭蓋・頭蓋内損傷 8 5 16 14
脳脊髄の感染を伴う炎症 6 3 2
脳の障害(その他) 1
腎臓または尿路の感染症 18 4 7 10
慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 3
急性腎炎症候群 1
下部尿路疾患 1
滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 1
慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 4
中耳・乳様突起の障害 1
股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 2
小人症 1
その他の筋骨格系・結合組織の疾患 1
薬物中毒(その他の中毒) 1
顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 1
詳細不明の損傷等 4

こどもの気になる症状こんなとき

済生会加須病院小児科病棟のナースが、こどものさまざまな”気になる症状”について、家庭でできる対処法をお教えします。

病院にかかる前に、ぜひ一度ご家庭でご確認して、実践してみてください。

個々の症状や病気についての、電話やメールでのお問い合わせには、お答えできません。ご了承ください。 

スタッフ紹介

  • 小児科担当部長

    西川 愛子(にしかわ あいこ)

    東京女子医科大学
    得意な疾患・治療
    小児神経、発達、てんかん
    認定・専門・指導医
    日本小児科学会専門医・指導医
    日本神経学会専門医
    臨床研修指導医
    こどもの心相談医
  • 小児科科長

    橋本 和典(はしもと かずのり)

    山梨大学
    専門
    小児科一般
    認定・専門・指導医
    向精神薬AJHAa1801受講修了 
    臨床研修指導医
    災害医療コーディネーター
    JATECプロバイダー
    JPTECプロバイダー
    ICLSプロバイダー
    ACLSプロバイダー
    PALSプロバイダー
  • 小児科医長

    水落 清(みずおち きよし)

    東海大学
    専門
    小児科一般
    認定・専門・指導医
    日本小児科学会専門医
    日本アレルギー学会専門医
    臨床研修指導医
  • 小児科医長

    長谷川 玲(はせがわ れい)

    筑波大学
    専門
    小児科一般
    認定・専門・指導医
    日本小児科学会専門医
    JATECプロバイダー
  • 小児科医長

    町田 修(まちだ おさむ)

    広島大学
    認定・専門・指導医
    日本小児科学会専門医

受診について

受付時間

初診・他科初診 8:00~11:00
再     診 8:00~11:00
紹 介 受 診 8:00~11:30
診療科によっては異なる場合があります。
外来診療日程表でご確認ください。
予約がある場合は、
指定の時間にご来院下さい。
開院時間は7:30〜となります。
外来診療日程表

休診日

土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12/29-1/3)

面会時間

休日・
時間外診療

休診日・夜間は、救急対応となります。


TOP