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病院長あいさつ

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病院長 長原 光

 

 

皆様、埼玉県済生会加須病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

加須病院は2022年6月1日に加須市で新しく診療を開始しました。当院は1989年に栗橋町にて開院した埼玉県済生会栗橋病院にその起源を遡ることができますが、この度心機一転、移転新築し加須市において開院した次第です。埼玉県の2次医療圏としては同じ利根医療圏に属しておりますので、今まで同様地域医療に対して責任を持って貢献したいと思っています。さらに加須病院は鴻巣市はじめ県央医療圏においても近接していますので、県央地域の方々にも是非さまざまな点でご利用いただければと思っています。

 

医療を取り巻く環境は年々厳しくなるばかりです。これは少子高齢化という確実に生ずる、「そこにある危機」に起因することは言うまでもありませんが、様々な面で見え隠れする国力の衰えにも原因を求めることができるでしょう。これらは、医療費の削減圧力として我々を縛るものではありますし、公立・公的病院の統廃合への動き(但しこれはコロナ禍で見直される可能性があります)として国の方針として示されてものでもあります。その一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に相応しい病院機能の革新、Precision Medicine(「高精度医療」や「精密医療」と訳されている)に代表されるヒトゲノムの包括的理解とその応用、新興・再興感染症対策など医療における課題は誠に大きいと言わざるを得ません。

 

移転前のこの2年間はCovid-19に対する診療にかなりの労力を割かなければならなかった時期でした。栗橋病院では77床のコロナ専用の仮設病床を準備し、SARS-CoV-2感染者の入院治療のみならず、発熱外来でのスクリーニング、ホテルでの抗体療法の実施、クラスター発生施設へのCOVMATの派遣など様々な取り組みを精力的に実施してきました。他方、一般診療は、病床数は減らさざるを得なかったものの、手術予定や救急車の応需には可能な限り応え例年以上の件数を記録しています。これはひとえに病院職員が全員で、コロナ診療と通常診療の両立に取り組んだ成果であると自負しております。この未曾有の体験は、比肩しうるものが無いほど精神的に肉体的に追い詰められるような経験でしたが、確かに私たちの診療レベルの向上をももたらしたと言えます。SARS-CoV-2は第6波まで繰り返されたように、その都度異なるウイルスのような臨床所見とウイルス変化を示し私たちを鍛えました。私たちの対応は、日常の臨床上の特徴の変化から病態を類推し、また文献的な情報を蒐集しこれを現実の臨床に当てはめていくという地道な作業の繰り返しでした。その過程で重要なことは、自由な討論と共通認識の醸成でした。このアプローチの経験は、この困難な問題の山積する現在と未来における医療に一つの解を与えるものとなるでしょう。

 

加須病院は前述した課題以外に、3次救急の充実、ロボット手術の発展、ハイブリッド手術室を使用した心臓血管系治療の確立といった新規の3課題を自らに課しております。それ以外に、総合病院として広範囲の領域の医療を今まで以上に高い到達点に導いていく使命もあります。患者さんからの視点を大事にし、これらの課題に勇気を持って取り組んでいく決意です。

 

加須市をはじめ近隣の皆様からは大きな期待を寄せられています。その中には、病院における診断・治療以外に、予防医学の増進、健康寿命の延伸、医療や医学知識の普及などにおける役割なども含まれているでしょう。いずれにしても「健康なまちづくり」に貢献したいと考えています。

 

加須市をはじめ皆様方から、今まで本当に多大なご支援をいただいてまいりましたことに感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。しかしながら、医療情勢の厳しさが増す現在の状況下では、今後の継続的なご支援もお願いせざるを得ません。共に協働して加須市を中心として同心円状に広がる地域の皆様の生活と生命の向上に努めていく所存です。何卒宜しくお願い申し上げます。

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