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心臓血管外科

診療科の概要

特色

心臓血管外科は心臓疾患に対する外科治療を行う診療科です。大動脈疾患、末梢血管疾患を対象に外科的手術を行っており、心臓手術を開始する準備を進めています。
冠動脈疾患、弁膜疾患、先天性心疾患、重症心不全などの全ての心疾患に対しては、当院の循環器内科と連携を図り治療を行います。外科治療が必要な場合は、治療可能な病院をご紹介します。その後の経過観察は当院ないし近隣の医療機関で受けることも可能です。

大動脈疾患(腹部大動脈瘤)

  • 腹部大動脈瘤とは、人の体の中でもっとも太い血管である
    “腹部大動脈”がこぶ状に膨らんでしまう病気です。
    通常、腹部大動脈の太さは2cm 程度ですが、腹部大動脈瘤ではこぶが5.5cm 以上に膨らんだ場合、破裂のリスクが高まります。

▶腹部大動脈瘤はどう見つかるの?
健康診断の超音波検査(エコー)やCT検査で偶然見つかることが多いです。

 

▶腹部大動脈瘤の症状は?
腹部にドクドクと脈を打つようなコブを感じる、持続的な腰痛・腹痛・腹部の圧迫感など

 

  • ▶治療方法
    治療方法は人工血管置換術・ステントグラフト内挿術の2つです。大動脈瘤の場所や形だけでなく、全身の状態や開腹手術の既往などを、慎重に検討して、ひとりひとりの患者さんに最も適した治療方法を選んで、お勧めしています。

  • ▶ハイブリッド手術室完備。
    循環器内科とも連携し、最適な医療を地域へ。
    2022年6月の開院と同時に手術とカテーテル治療が同時に行えるハイブリッド手術室を導入しました。腹部大動脈瘤はこちらの手術室での対応となります。さらに循環器内科(常勤7名)とも密に連携をとり、患者さんのサポートを行ってまいります。

末梢血管疾患(下肢静脈瘤)

  • 下肢静脈瘤は足の血管がコブになってしまう病気です。
    見た目の悪さから皮膚の病気と思われがちですが、実は血管の病気です。

     

    ▼ 例えばこんな症状があります
     足の血管が浮き出て見える/ふくらはぎがだるい・おもい
     足がむくむ/足がつる(こむら返り)/足の潰瘍
     足の色素沈着(黒っぽくなる)

診療実績

外来・入院患者数

指標 2022年度
外来患者数 742
入院患者数 29
平均在院日数 6.9

 

疾患別退院患者数

DPC疾患コード(MDC6)により集計、数字は延べ退院患者数

疾患名 2022年度
静脈・リンパ管疾患 24
敗血症 1
急性呼吸窮<促>迫症候群 1
閉塞性動脈疾患 1
弁膜症(連合弁膜症を含む) 1
先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く) 1
非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 1

 

スタッフ紹介

  • 心臓血管外科担当部長

    岩朝 静子(いわさ しずこ)

    東京女子医科大学
    専門
    心臓血管外科、下肢静脈瘤 (下肢静脈瘤外来も行っております 詳細はこちら
    認定・専門・指導医
    医学博士
    日本外科学会(専門医・指導医)
    日本循環器学会(専門医)
    日本心臓血管外科学会(専門医)
    日本脈管学会(専門医)
    下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医
  • 非常勤医師(東京女子医科大学心臓血管外科 准教授)

    浜崎 安純(はまさき あずみ)

    専門
    成人心臓血管外科一般
    認定・専門・指導医
    医学博士
    心臓血管外科専門医・修練指導者
    日本胸部外科学会認定医
    日本外科学会専門医、指導医
    日本冠疾患学会FJCA
    腹部ステントグラフト実施医・指導医
    胸部ステントグラフト実施医

受診について

受付時間

初診・他科初診 8:00~11:00
再     診 8:00~11:00
紹 介 受 診 8:00~11:30
診療科によっては異なる場合があります。
外来診療日程表でご確認ください。
予約がある場合は、
指定の時間にご来院下さい。
開院時間は7:30〜となります。
外来診療日程表

休診日

土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12/29-1/3)

面会時間

休日・
時間外診療

休診日・夜間は、救急対応となります。


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