当院泌尿器科は、泌尿器科指導医1名、泌尿器科専門医1名、泌尿器科専門医を目指す医師2名、合計常勤4名でチームを結成し通常の診療・手術を、また週2日、東京女子医科大学などからの派遣される非常勤医師で、泌尿器科の診療・手術を行っております。
主な診療内容は尿路系腫瘍(副腎腫瘍、腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍)、尿路結石症、前立腺肥大症、尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、性感染症)、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿失禁(腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁など)などを中心に、疾患について患者さんおよびご家族の方に、十分に納得していただいたうえで、検査、治療をお勧めするように心がけております。
近年の前立腺癌患者の増加にともない早期発見に力を入れております。また、肉眼的血尿・顕微鏡的血尿の精査、人間ドック・健診などで“再検査の必要あり”とされた方の診察も行っております。
診療に関してはまず、基本的に各種ガイドラインに基づいた(EBMに基づいた)診断治療を行うことを基本としています。
手術が可能な前立腺癌・腎癌・腎盂尿管癌に対しては鏡視下による手術治療を積極的に治療の提案としております。
また、ご希望される方にはセカンドオピニオンにより治療法について決定していただくことも推奨しております。
尿路結石症に対しても、侵襲の少ない対外衝撃波結石破砕術や経尿道的結石破砕(硬性尿管鏡も軟性尿管鏡もあり)による治療の選択が可能です。
積極的に低侵襲な手術をこれからも導入実践していく予定です。