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耳鼻咽喉科

診療科の概要

特色

耳鼻咽喉科は、難聴の診断や治療、中耳炎・副鼻腔炎・扁桃炎・咽喉頭炎などの急性炎症の治療、のどの特殊な感染症、アレルギー性鼻炎など、耳・鼻・のど、と、その周辺領域の病気を対象として診療を行います。

治療方針

当院耳鼻咽喉科は、週3日、東京女子医科大学東医療センターから派遣される4名で外来を行っており、外来は完全予約制となります。

しっかりと必要な検査を行い、診断をした上で、ガイドラインに基づいた適切な治療を行います。

2018年より常勤医不在のため、入院が必要な治療は行っておりませんが、入院治療が必要な場合には、責任をもって適切な病院を紹介させていただきます。

補聴器外来、難聴外来も行っています。(補聴器相談医2名在籍)

展望・目標

月曜日の門脇外来では耳手術(鼓室形成術、鼓膜形成術、鼓膜閉鎖術)を行っております。

当院で行う耳手術は耳の中のみを切る低侵襲の手術なので局所麻酔による日帰りの手術が可能です。

耳漏や難聴でお困りの患者様や、耳の手術を勧められたものの入院や全身麻酔が理由で治療を躊躇されている方など、当院で解決できる場合があります。どうぞご相談ください。

診療体制

非常勤医師4名

医療機器

主な対象疾患

主な治療・検査内容

慢性せん孔性中耳炎 鼓膜に穴が開いた中耳炎です。

穴を塞ぐのみで聞こえがよくなる場合

①低侵襲な鼓膜閉鎖術(局所麻酔 日帰り 外来or手術室)

②鼓膜形成術(局所麻酔 日帰り 手術室)

の二通りがあります。いずれも日帰りの局所麻酔での手術になります。

①の鼓膜閉鎖術は耳の穴に医療用スポンジを詰め込んで穴を治す治療です。穴を詰める前に鼓膜の穴の周りを切りますが、それ以外は切らないため傷が残りません。低侵襲ですが、②の鼓膜形成術に比べて穿孔閉鎖の成功率が少し落ちます。

②の鼓膜形成術は自身の皮下組織(主に耳の後ろの皮下組織)を耳の穴に埋め込むため、耳の後ろに1cm程度の傷はつきますが、穿孔閉鎖の成功率は高いです。

 

穴を塞ぐだけでは聞こえがよくならない場合

③鼓室形成術(局所麻酔 日帰り 手術室)

多くの病院では全身麻酔で行い、耳の後ろを5cm程度切り、入院が必要となります。

当院では、耳の後ろは切らずに耳の穴の中だけを切って手術をする鼓室形成術(完全耳鏡下手術)を行います。局所麻酔で行い、傷も小さいため、日帰りでの手術が可能です。

 

真珠腫性中耳炎

外耳道の皮膚が鼓膜より奥に入り込んで真珠腫となり、増大しながら骨を溶かしていってしまう病気です。真珠腫をきれいにとり除かないと再発してしまうため、大きい場合は耳の後ろを切ってしっかりと真珠腫を取り除くことが必要となります。入院が必要なため、当院から手術できる病院へ紹介をさせていただいています。

 

滲出性中耳炎

鼓膜の奥に水がたまるため、聞こえが悪くなる病気です。まずはその原因をしっかり検査します。原因の治療を行っても水がたまる場合は鼓膜に換気チューブを入れ、水が溜まらないようにします。検査から治療まですべて外来で行っています。

    診療実績

    外来・入院患者数

    指標 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
    外来患者数 1,859 1,523 1,884 2,245
    入院患者数 10 0 0 0
    平均在院日数 3.6 0.0 0.0 0.0

    手術実績(外来)

    部位 術式 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
    鼻・副鼻腔 下甲介粘膜焼灼術 1 0 0 0 0
    鼻腔粘膜焼灼術 11 6 13 2 4
    中耳 鼓膜(排液、換気) チューブ挿入術 5 2 4 2 0
    鼓膜形成手術 2 2 0 3 0
    鼓膜切開術 14 19 11 12 0
    外耳 外耳道異物除去術 6 2 1 3 2
    口腔・口蓋 口唇腫瘍摘出術1.粘液嚢胞摘出術 2 2 1 1 0
    唾液腺 唾石摘出術1.表在性のもの 2 0 0 0 0

    スタッフ紹介

    受診について

    受付時間

    初診・他科初診 8:00~11:00
    再     診 8:00~11:00
    紹 介 受 診 8:00~11:30
    診療科によっては異なる場合があります。
    外来診療日程表でご確認ください。
    予約がある場合は、
    指定の時間にご来院下さい。
    開院時間は7:30〜となります。
    外来診療日程表

    休診日

    土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12/29-1/3)

    面会時間

    休日・
    時間外診療

    休診日・夜間は、救急対応となります。


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