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救命救急センターの活動

「第31回 BANDO-ALSコース(ICLSコース)」に参加しました。

2024年2月18日

 

2月18日に「第31回 BANDO-ALSコース(ICLSコース)」が行われました。当院の福島医師がコースディレクターとして、当院の看護師や薬剤師、臨床検査技師、放射線技師など様々な職種の職員がインストラクターや受講生として参加しました。ICLSは突然の心停止に対する最初の10分間のチーム蘇生を習得するコースです。蘇生実習用人形を用いたシミュレーションやBLS(一次救命処置)、気管挿管を含めた気道管理、電気的除細動を含めたモニター管理など、さまざまなシナリオで取り組みました。地元の救急医療の質の向上はもちろんのこと、今後は、市民である小さな子供から大人、さらに高齢の方々に対して、救急医療に関する啓蒙活動にも注力してまいります。

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「第34回埼玉県東部地域MC外傷セミナー」に参加しました。

2024年2月10日

 

2月10日に蓮田市役所にて「第35回埼玉県東部地域MC外傷セミナー(JPTECプロバイダーコース)」が行われ、当院の福島医師がコース医師世話人として参加しました。JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)とは、外傷病院前救護ガイドラインの略で、日本救急医学会公認のプレホスピタル(病院前)での外傷教育プログラムのことです。コロナ禍もあり、約5年ぶりに蓮田で開催されました。車内から外へ・車の下から外へ救出するなどを含め、様々な想定の中で外傷症例の病院前救護を学びました。「PTD(Preventable Trauma Death/避けられた外傷死)の撲滅を目指すべく尽力していきたい」と福島医師。今後も継続して講習会に参加、当院でもJPTEC開催を目指し、病院前救護に対する教育などを積極的に行ってまいります。

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災害派遣医療チーム(DMAT)として被災地支援を行いました。

2024年1月24日

 

厚生労働省DMAT事務局からの派遣要請を受け、能登半島地震の被害を受けた石川県に災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣し、1月18日~4日間活動を行いました。また、DMATロジスティックチーム隊員として循環器内科の木村医師、災害対策室の染谷室長も派遣されました。被災地の一日も早い復興を願い、今後も医療支援をはじめとした支援を続けてまいります。

 

<福島医師より DMAT活動について>
DMATは、災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた災害派遣医療チームです。今回は主に能登中部保健福祉センターにて本部のロジスティック業務、能登総合病院からの患者さんの搬送の調整などを中心に活動しました。活動の環境に関しては、依然として厳しく、断水が続いている関係で、トイレは持ち寄った水で流したり、水を使わず熱圧着によって排泄物を1回毎にラップ(個包装)して密封するポータブルトイレ「ラップポン」による対応を行いました。被災地の状況は災害の急性期を過ぎたとはいえ、1.5次避難から2次避難の必要性や急性期から慢性期のフェーズへ移行して行く最中で新たなニーズは何があるのか、しっかり現状分析を行い、支援が行き届かない被災者の方々が出ないよう、努めなければなりません。規模は縮小して行くと思われるものの、まだまだ災害対応は続きます。
被災地の1日も早い復興と、被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することを心よりお祈り申し上げます。

 

※ロジスティックチーム隊員は、DMAT隊員のうち専門の研修を修了した者で厚生労働省DMAT事務局がチームを編成をし、現地のDMAT活動を指揮する本部等において、責任者のサポートや、病院の支援、情報収集等のロジスティクスを専門とした活動を行います。

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ドクターカー専用ユニフォームが完成!

2023年12月11日

 

9月1日よりワークステーション型ドクターカーの試験運用を開始、11月1日より本格運用を開始したことを機にドクターカー専用ユニフォームを作成しました。消防署が所有する救急車に医師・看護師が同乗して救急現場に出動するため、機能性の高いウェアの導入を検討していました。特に、救急車内での狭い空間での処置、患者さんの血液や体液が衣類に付着する可能性があるため、軽量性やストレッチ性、撥水性、手入れしやすい素材を重視しました。今回導入したMA-1型のウェアはこれらの機能が網羅されており、夜間でも見える反射板や医師・看護師の見分けがつきやすいワッペンの設置など、救命医療の現場でも安全に活動ができるように工夫しました。スタッフからは「素材も柔らかく、動きやすい。ポケットが多く収納力が高いのが良いです」と大好評です。今後も定期的に消防との連携強化を図るとともに、より質の高い救急医療提供につなげてまいります。

 

救命救急センターのスクラブも同じ会社さんで制作しました!スタッフからは「動きやすい、パジャマにしたいくらい素材が気持ち良い~」とのこと。

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関東ブロックDMAT訓練に参加しました。

2023年11月27日

 

11月25-26日に令和5年度関東ブロックDMAT訓練が行われ、救命救急センターの福島医師・当院の看護師2名、業務調整員1名が参加しました。当院は藤沢市民病院にてEMISによる被災状況の把握などの病院調査を行いました。今回の訓練は関東地震(首都直下型マグニチュード8.2 最大震度7強)が発生し、県内の西部から東部を中心に県内全域が被災、その後に富士山の噴火で広範囲の降灰が予測される事態を想定した訓練でした。今までの訓練では地震が多い傾向でしたが、噴火災害という新しい仮説での活動だったため、究極の選択時にどう行動をすべきかを改めて考えさせられる訓練となりました。今回の訓練で得た学びや課題を緊急時に活かせるよう、災害対応能力の向上に努めていきます。

 

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大規模テロを想定した国民保護実働訓練に参加しました。

2023年11月17日

 

11月17日、埼玉県と加須市の共催のもと国民保護実動訓練が加須市の商業施設で行われ、当院からワークステーション型ドクターカーが出動、災害派遣医療チーム(DMAT)が参加しました。この訓練は、大規模なテロなどに備えて関係機関の相互連携や対処能力の向上を図ろうと、県が2005年度から行っているものです。例年は体育館やスタジアムでの訓練ですが、14年ぶりに民間商業施設での開催となりました。県や市をはじめ警察、消防、陸上自衛隊、地元大学の学生など約500名が参加。当日は、営業中の店内で毒性の強い化学剤・サリンがまかれたという想定で始まり、化学防護服を着た消防隊などが被害者の救助、当院の医師・看護師、埼玉DMAT、日赤救護班が医療処置を実施しました。人が多く集まる商業施設において通常の営業時間で行われたため、より実践的な訓練を行うことができました。

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ワークステーション型ドクターカーの合同訓練を実施しました。

2023年11月15日

 

11月15日、ワークステーション型ドクターカーの試験運用にあたり、埼玉東部消防とともに合同訓練を行いました。医師・看護師用の救命救急バックの中身やドクターカー(救急車)の設備の確認を行いました。また、ドクターカーの要請があった想定のシミュレーションを2症例実施し、消防の指令内容からの準備・ブリーフィングを行い、ドッキング後の処置などの一連の流れを確認しました。今後も定期的に合同訓練を行い、消防との連携強化図るとともに、より質の高い救急医療提供につなげてまいります。

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埼玉県庁の実務研修生が来院されました。

2023年11月6日

 

11月6日、埼玉県危機管理防災部の実務研修生14名が来院し、救命救急センター・常駐型ワークステーションの視察研修が行われました。埼玉県庁では、実務研修生として県内市町村及び消防本部から職員を受けれており、実務研修生の識見を高めるために機関の視察研修を行っています。ワークステーションに常駐している埼玉東部消防組合スタッフからは、ワークステーションの機能や設置の経緯などを、救命救急センターの速水センター長からは、救命救急士への研修内容や消防との連携強化に注力していく旨などが話されました。

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大規模災害対応訓練を実施しました。

2023年10月28日

 

10月28日に当院にて大規模災害対応訓練を実施しました。加須市へ移転後初めての災害対応訓練で、災害時に医療体制をいかに早く立ち上げることができるかを課題に取り組みました。当日は、加須市市役所/加須市医師会/行田総合病院DMAT/新久喜総合病院DMAT/さいたま市民医療センターDMAT/済生会本部/市民サポーターの方/当院職員の総勢130名が参加しました。福島医師は黄色エリアリーダーを担当、処置エリアの導線を検討し設営、傷病者の受け入れを行いました。実際に訓練を行ってみないと分からなかった課題も多く発見でき、特に2次トリアージについても勉強が必要と感じました。

今後も災害拠点病院としてその役割を担っていくとともに、災害体制作りやスキルを向上・維持していくことが重要課題です。今回の訓練を次に活かしていくために、さらにブラッシュアップしてまいります。

<訓練の概要>
茨城県南部を中心とした地震により被害を生じた。その数時間後、東北道で多重事故により約120名ほどの傷病者が発生。済生会加須病院へ約60名の傷病者受け入れの要請があった。

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「第34回埼玉県東部地域MC外傷セミナー」に参加しました。

2023年10月15日

 

10月15日に春日部市看護専門学校にて「第34回埼玉県東部地域MC外傷セミナー(JPTECプロバイダー・更新コース)」が行われ、当院の福島医師がコース医師世話人として参加、看護師2名が受講しました。JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)とは、外傷病院前救護ガイドラインの略で、日本救急医学会公認のプレホスピタル(病院前)での外傷教育プログラムのことです。座学、実技、実技達成度評価および筆記試験により、病院前救護にかかわる救急隊や医療従事者が基本的な病院前外傷観察・処置を学びます。

今回は下記更新コース指針のもと実施されました。
・基本的手技、知識の再確認を基に初期評価(ABCDの観察・評価を重点的に)
・JPTECガイドブック変更点の理解

今後も継続して講習会に参加、当院でもJPTEC開催を目指し、病院前救護に対する教育などを積極的に行ってまいります。

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「MCLS大量殺傷型テロ対応病院コース」に参加しました。

2023年10月14日

 

10月14日に埼玉医大国際医療センターにて「MCLS大量殺傷型テロ対応病院コース」が行われ、当院の福島医師・木村医師(循環器内科)、看護師2名、ICU担当の薬剤師1名が参加しました。この研修は、大量殺傷型テロによる災害が発生した際に、医療機関としてどのような点に注意し、被災者の受け入れや準備をすべきかを理解することによって、傷病者の救命率及び社会復帰率の向上に資することを目的としています。座学では銃創や爆傷などの特徴やトリアージの方法を学び、近隣でテロが起こった場合を想定した机上演習を行いました。テロ対応の際には5S(スペース、スタッフ、サプライ、システム、セキュリティ)を考える必要があると再認識しました。自然災害だけでなくテロ対策について当院ができることを考えるきっかけにもなり、充実した一日となりました。

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災害派遣医療チーム(DMAT)が政府訓練に参加しました。

2023年9月30日

 

当院は災害拠点病院として、広域の災害が発生した際の連携拠点として、災害時に活躍するDMATを編成しています。DMATは大規模災害や事故などの現場に急行する災害派遣医療チームです。9月30日(土)に日本政府主導による「令和5年度 大規模地震時医療活動訓練」が行われ、救命救急センターの福島医師・当院の看護師1名、薬剤師1名が参加しました。

 

今回の訓練は、南海トラフ地震を想定し、四国・九州ブロック(徳島・香川・愛媛・高知・大分・宮崎)を被災地と想定した大規模実働訓練で、全国の関連機関から326病院341チーム(約1,600名)が参加しました。当院DMATは、さぬき市民病院への支援に入り、協働して患者さんの受け入れを行いました。今回の訓練で得た学びや課題を緊急時に活かせるよう、災害対応能力の向上に努めていきます。

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「JPTEC関東認定コース」に参加しました。

2023年9月17日

 

9月17日に自治医大さいたま医療センターにて、「JPTEC関東認定コース(第3回自治医大さいたま医療センター外傷セミナー)」が行われ、当院の福島医師が世話人/インストラクターとして、看護師2名が受講生として参加しました。JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)とは、外傷病院前救護ガイドラインの略で、日本救急医学会公認のプレホスピタル(病院前)での外傷教育プログラムのことです。座学、実技、実技達成度評価および筆記試験により、病院前救護にかかわる救急隊や医療従事者が基本的な病院前外傷観察・処置を学びます。今後も継続して講習会に参加、当院でも開催をし、病院前救護に対する教育などを積極的に行ってまいります。

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テレビ埼玉に「ワークステーション型ドクターカー」が紹介されました。

2023年8月31日

 

2023年8月31日(木)テレビ埼玉内のニュースにて、9月1日より試験運用を開始する「ワークステーション型ドクターカー」をご紹介いただきました。院内に併設している常駐型救急ワークステーション(埼玉東部消防組合)の紹介や当院の福島医師のインタビューを受けている様子が紹介されています。

 

 

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▼テレ玉NEWSでの動画はこちら

ワークステーション型ドクターカーの事前訓練を実施しました。

2023年8月28日

 

2023年9月1日からのワークステーション型ドクターカーの試験運用を開始にあたり、8月28日(月)に事前訓練を実施しました。ドクターカーの要請があり、ドクターカーに乗車するまでの一連の流れ、救命救急バックの物品確認などを埼玉東部消防組合とともに行いました。

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ICLS講習会を初開催しました。

2023年6月4日

 

6月4日に、日本救急医学会認定のICLS 講習会「第1 回済生会加須病院こいのぼりICLS コース」を院内で開催しました。ICLSは突然の心停止に対する最初の10分間のチーム蘇生を習得するコースで、当院での開催は初めてです。

医師や看護師、臨床検査技師ら12名が受講し、蘇生実習用人形を用いたシミュレーションやBLS(一次救命処置)、気管挿管を含めた気道管理、電気的除細動を含めたモニター管理など、さまざまなシナリオで取り組みました。心停止直後の処置にはあらゆる医療者がチームの一員として参加し、蘇生を行うことが求められるため、今後も継続して講習会を開催していきます。

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研修医オリエンテーション「縫合研修」

2023年4月10日

 

4月10日に行われた研修医のオリエンテーションにて、速水センター長が「縫合実習」を行いました。皮膚にテンションをかけてから針を刺すなど、真皮縫合のコツなどをお伝えし、時間をかけてじっくり練習をしてもらいました。

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研修医オリエンテーション「BLS/ACLS」

2023年4月6日

 

4月6日に行われた研修医のオリエンテーションにて、福島医師が「BLS(一次救命処置)/ACLS(二次救命処置)」について講義を行いました。心停止に対して、はじめの10分間で何ができるかなどの解説を行ったあと、蘇生実習用人形を用いたシミュレーションを実施。心電図波形などから治療方針を決定し、チームとして動く様子を体験してもらいました。

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▼ICLS研修の動画はこちら(日本スリービー・サイエンティフィック株式会社様ご提供)

救命救急センター

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