臨床研修医

医師としての土台を作る

64万人が暮らす
利根エリアを守る医師へ

当院は2022年6月1日に、加須市へ新築移転しました。
新たにダビンチによるロボット手術、三次救急を開始し、
より一層高度な医療の提供が可能となりました。

64万人が暮らす利根エリアは
救急医療・高度医療の空白地域となっており、
各診療科において専門的な治療を行っているため、
臨床研修上より望ましい環境となります。

経験できる症例も非常に豊富で多岐に渡り、
かつ研修の早い時期から
さまざまな手技を経験することができます。
ぜひ当院で臨床研修をしてみませんか。

当院について

医療を通して地域の皆さまの健康を守り
安心できる暮らしに貢献します。

名称
社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部
埼玉県済生会加須病院
所在地
〒347-0101
埼玉県加須市上高柳1680番地
開院日
2022年(令和4年)6月1日
病床数
304床

※許可病床329床

診療科目
内科/呼吸器内科/消化器内科/脳神経内科/糖尿病・内分泌内科/腎臓内科/漢方内科/血液内科/循環器内科/小児科/外科/呼吸器外科/乳腺外科/心臓血管外科/脳神経外科/泌尿器科/耳鼻咽喉科/眼科/皮膚科/整形外科/形成外科/救急科/リハビリテーション科/放射線科/麻酔科

救命救急センター

利根保健医療圏唯一の救命救急センターです。三次救急を専門としており、救急医療の最後の砦として救急患者を24時間体制で受け入れます。

手術支援ロボット「ダビンチ」
「ハイブリッド手術室」

地域医療の拠点としての役割を担うために、先進的な医療機器と医療技術で、地域医療における役割を果たします。

常駐型救急ワークステーション

埼玉県内初となる常駐型救急ワークステーションを併設しています(埼玉東部消防組合が常駐)。搬送時間の短縮により救急患者の救命率の向上につなげます。

一次脳卒中センター(PSC)コア施設

急性期脳卒中に対し、24時間365日で脳卒中の患者さんを受入・治療を行っており、一次脳卒中センター(PSC)コア施設にも認定されています。

災害拠点病院

「災害拠点病院」に指定されています。「DMAT」も編成しており、近隣医療機関や行政などを交えた大規模災害訓練も実施しています。

PROGRAM

研修プログラム

特徴

  • 幅広い患者さんの診療経験が得られる

    当院は、Common diseaseをたくさん経験できることはもちろん、希少疾患を最初に診断する機会が得られるなど、幅広い患者さんの診療経験が得られる、臨床医のスタートには、大変恵まれた環境です。

  • 救命救急センターで三次救急を経験できる

    利根保健医療圏で唯一の救命救急センターとして、救命救急における判断力・スキルなどさまざまな経験を積むことができます。

概要

プログラムの名称
済生会加須病院臨床研修プログラム
プログラム責任者
速水 宏樹(救命救急センター長)
研修目標
基本的目標
  • 医療全般において基本的な能力(知識、技術、態度、判断力)を習得する。
  • プライマリ・ケア診療の基本を習得する。
  • 救急患者への対処を習得する。
  • 患者、家族へのインフォームド・コンセントを尊重した医療を習得する。
  • 末期患者への対処を習得する。
  • 生涯にわたる自己学習の習慣を身につける。
募集定員
7名
全体研修期間
採用年度4月から2年間(104週)
研修協力型病院名
  • 済生会川口総合病院〔産婦人科〕
  • 済生会鴻巣病院〔精神科〕
  • 獨協医科大学埼玉医療センター〔産婦人科・病理診断科〕
  • 久喜すずのき病院〔精神科〕
  • 東京女子医科大学病院〔産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・形成外科〕
  • 済生会今治病院〔地域医療〕
  • 済生会松山病院〔地域医療〕
臨床研修協力施設
地域医療
  • 医療法人 相沢内科医院
  • 医療法人社団 弘人会 中田病院
  • 医療法人社団 爽緑会 ふたば在宅クリニック
  • 鷲宮ファミリークリニック
  • 岩手県済生会岩泉病院

ローテート一例

1年次

1年次のローテート一例

2年次

2年次のローテート一例

4月にオリエンテーションを実施します

診療録記載方法/インフォームド・コンセント/処方せん取扱い・記入/院内感染対策/安全管理対策/死亡診断書等書類の記載/文献検索/終末期医療についての講義及び実習を行います。

※オリエンテーション後、各科への配属となります。

済生会加須病院臨床研修プログラム【詳細】

研修の様子

臨床研修医の一日(循環器内科)の業務内容を動画でご紹介します。

  • 中心静脈カテーテルのレクチャーの様子

    中心静脈カテーテルのレクチャー

    プローブの動かし方や傾ける際の注意点をはじめ、穿刺時の感染予防や具体的な穿刺方法について学びます。

  • 上部内視鏡検査の様子

    上部内視鏡検査

    内科ローテーション時には医師の指導のもと、上部内視鏡や気管支鏡、腹部血管造影などを経験できます。

  • BLS/ACLS研修の様子

    BLS/ACLS研修

    救急科の医師の指導のもと、蘇生実習用人形を用いたシミュレーションを通して心電図波形などから治療方針を決定します。

  • 骨折の固定法の様子

    骨折の固定法

    整形外科より救急外来での骨折症例や各部位の固定について解説した後、研修医同士で実際にシーネを使って固定の練習を行います。

  • 診療科を超えての勉強会の様子

    診療科を超えての勉強会

    医師に限定せず、多職種の職員が参加するガイドライン学習や症例検討会を月2回実施しています。

  • 研修医による症例検討会の様子

    研修医による症例検討会

    研鑽を積むための勉強会を定期的に実施しています。

MESSAGE

メッセージ

恵まれた環境を 存分に活かしてください。

プログラム責任者速水 宏樹

プログラム責任者 速水 宏樹

当院は、Common diseaseをたくさん経験できることはもちろん、希少疾患を最初に診断する機会が得られるなど、幅広い患者さんの診療経験が得られる、臨床医のスタートには、大変恵まれた環境に位置しています。なぜなら埼玉県は人口当たりの医師数が日本一少なく、その医師数の少ない埼玉県のなかでも、更に少ないのがこの埼玉県北部のため、多くの患者さんに選んでもらえる病院になっています。
臨床研修期間には、必修診療科をローテーションすることで、厚生労働省が定める臨床研修の到達目標を修了し、選択診療科では、各種専門診療科をはじめ、健診、開業医診療、在宅診療にも興味があればかかわることができます。精神科、産婦人科など当院で研修できない診療科は、大学病院を始め、各病院と連携を組んで充実した研修プログラムの作成に取り組んでいます。
ぜひみなさんも病院見学にいらして、当院の研修医、医師と話をして、ご自身に合った研修病院か確かめてください。お待ちしております。

研修医の声

志望専門の知識を深く・広く学べる環境

私は将来、外科系に進みたいと考えていたので、志望専門の知識を深く学びたいという想いと、研修医の今だからこそ、いろいろなことに触れて経験を積みたいという2つの思いで研修病院を探していました。実際の研修では4月の段階でCVの挿入を経験できたり、内視鏡に触れたり、上級医の先生のもとで実践的に学ぶことができました。看護師の方をはじめ、メディカルスタッフの方々も優しく、特に検査技師の方に教わった内視鏡の使い方のコツは非常に勉強になりました。

雰囲気の良さに惹かれたのがきっかけ

あなたにとって理想の初期臨床研修とはどのようなものでしょうか。幅広い診療科での実践経験、大学では教わらない手技の習得、教育熱心な上級医、柔軟な研修プログラム、充実した院内設備、自主学習や休息にあてられる休日…など、人によってさまざまな考えがあると思います。私にとっての理想は、温和な雰囲気の病院で研修を行えることです。私が当院を志望した最大の理由は見学で雰囲気の温かさを強く感じたことでした。実際に研修へ行ってみると、期待していた以上に和やかな雰囲気で、失敗も多い毎日ながら充実した研修を送っています。

初期研修に関する
Q&A

タスクシフトが非常に進んでおり、医師の業務が集中しやすい環境にあります。指導医の先生方そしてメディカルスタッフの方々が本当に優しいので、人間関係で悩むことはありません。診療に集中でき、自主的に勉強する時間も十分に確保され、医局内や職種間の垣根が低く、些細な相談や質問が気軽にできる点も魅力です。

当院は内科系が充実しており、特に消化器内科や循環器内科は症例数も多く、見学に来る学生が多いです。また、外科系は各々手術日が決まっているため、事前に確認することをおすすめします。ダビンチの手術日は週2日です。2022年6月からは救命救急センターが開設されましたので、三次救急の現場も見学できます。

試験は面接のみで、病院長、副院長、臨床研修センター長と行います。面接の内容もごく一般的なものであり、和やかな雰囲気で行われます。例えば、なぜ当院を選んだのか、どんな研修を希望するのか、将来の展望など、典型的な質問に対する回答を準備しておくと良いかと思います。

募集要項

お気軽に見学にお越しください

GUIDELINES

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