令和4年度 埼玉県済生会加須病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 312 175 116 176 311 602 1016 2164 1585 414
当院は埼玉県北部の地域医療支援病院として幅広い年齢層の患者さんを診察しています。近年の推移をみても、0~60歳未満までは患者数や割合に大きな変動はありませんが、周辺地域での70歳以上の高齢者入院者数が増加しており、退院患者全体の75.3%を60歳以上が占め、70歳以上の割合では60..5%となっいます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 126 3.3 4.26 1 70.22
050130xx9900x0 心不全 107 18.07 18.07 18.69 81.98
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 69 2.83 2.83 2.9 70.14
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 67 10.22 10.22 0 65.63
050170xx03001x 閉塞性動脈疾患 65 10 10 26.15 75.55
急性心筋梗塞、狭心症に対する冠動脈形成術、冠動脈ステント留置術や閉塞性動脈硬化症など末梢血管疾患に対する血管拡張術を地域の基幹病院として責任をもって施行しています。また、2022年6月に加須市に病院移転後、心房細動、上室性頻拍など不整脈に対するカテーテルアブレーションも積極的に施行しております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 102 5.06 6.05 0 4.45
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 45 2.6 5.70 2.22 3.09
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 27 4.89 5.56 7.41 2.15
030270xxxxxxxx 上気道炎 14 3.86 4.79 0 5.21
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 13 2.15 8.54 0 8.23
オールラウンドな診療を行いますが、血液疾患・悪性腫瘍、先天性心疾患や児童精神などの専門的な加療が必要な疾患は、専門施設に紹介依頼いたします。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 75 23.76 4.59 68 83.31
060335xx02000x 胆嚢炎等 40 4.13 4.86 0 60.28
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 15 14.67 14.17 13.33 68.07
060150xx99xxxx 虫垂炎 14 11.5 20.09 57.14 73.57
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 12 23.75 18.34 8.33 55.17
消化器外科の医師が、胃がん・大腸がん・肝臓がん・膵臓がん・胆管がんなどの悪性疾患、胆石・ヘルニアなどの良性疾患の予定手術ほか、虫垂炎・消化管穿孔・腸閉塞などの緊急手術も行っています。
腎臓外科の医師もおり、透析が必要な患者さんのシャント作成手術や、シャント閉塞に対する血管内治療も数多く行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 75 23.76 26.42 68 83.31
160760xx97xx0x 前腕の骨折 40 4.13 4.86 0 60.28
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 15 14.67 14.17 13.33 68.07
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 14 11.5 20.09 57.14 73.57
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 12 23.75 18.34 8.33 55.17
外傷から変性疾患すべての整形外科疾患への対応を心がけています。
下肢の変形性関節症に対する人工関節置換術や足部変形などにも対応します。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 44 27.55 19.58 52.27 67.57
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 38 12.66 10.14 10.53 79.82
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 35 21.77 15.97 25.71 72.69
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 31 15.97 16.01 12.9 69.87
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 18 13.28 8.54 22.22 76.89
脳卒中などの急性期疾患に力を入れ、夜間・休日を含めて24時間体制で脳神経外科医がオンコール対応しております。常勤医が3名に増え、埼玉県が推進する「埼玉県脳卒中急性期診療ネットワーク」の基幹病院として、また一次脳卒中センター(PSC)コア施設として常時血栓溶解療法及びカテーテル治療を行える体制をとっております。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 17 14.59 10.06 0 73.65
040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍 12 19.58 8.47 0 65.58
040040xx97x10x 肺の悪性腫瘍 12 19.08 18.37 0 70.67
040200xx01x00x 気胸 11 18 9.68 0 36.55
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 - - - - -
呼吸器外科専門医が、原発性肺癌・転移性肺腫瘍などの肺悪性腫瘍・肺良性腫瘍・気胸・膿胸・胸腔腫瘍などの胸腔疾患、胸腺腫・神経原性腫瘍等の縦隔腫瘍に対する予定手術、緊急手術を多数行っています。また、喀血に対する気管支動脈塞栓術などの血管内治療、気管支枝テントなどの気管支鏡治療も行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 24 2 2.60 0 70.75
040250xx97x1xx 呼吸器系の良性腫瘍 - - - - -
050080xx97000x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) - - - - -
050163xx9900xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 - - - - -
050170xx03010x 閉塞性動脈疾患 - - - - -
当科新規開設してから末梢血管治療を開始し、動脈瘤まで対応可能になりました。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 24 10.83 7.33 8.33 59.42
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 15 24.4 21.11 6.67 85.6
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 11 15.64 15.97 36.36 73.64
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 - - - - -
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー - - - - -
慢性炎症性髄膜性多発神経炎や重症筋無力症、多発性硬化症、筋炎などの神経免疫疾患の診断治療も行っています。分子標的薬などの特殊治療を行っていない患者さまについては逆紹介を行っています。
パーキンソン症候群患者の誤嚥性肺炎、嚥下障害の治療にも力を入れています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 154 2.18 2.45 0 71.96
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 81 8.1 6.85 0 76.22
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 59 5.2 5.29 0 64.27
11012xxx03xxxx 上部尿路疾患 48 2 2.49 0 59.33
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 37 10.59 11.30 0 72.95
主な診療内容は尿路系腫瘍(副腎腫瘍、腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍)、尿路結石症、前立腺肥大症、尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、性感染症)、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿失禁(腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁など)などを中心に、疾患について患者さんおよびご家族の方に、十分に納得していただいたうえで、検査、治療をお勧めするように心がけております。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 108 2.45 3.05 0 72.06
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 69 2 2.03 0 53.45
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 56 16.71 18.57 5.36 74.11
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 45 16.96 13.49 13.33 77.02
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 27 13.93 21.11 14.81 81.78
肺炎、肺化膿症、気管支拡張症といった感染性疾患、肺気腫、慢性気管支炎といった慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、過敏性肺臓炎、サルコイドーシスといったびまん性肺疾患、気管支喘息、咳喘息、アトピー咳嗽といったアレルギー性疾患、自然気胸や胸膜炎といった胸膜疾患、肺癌、中皮腫といった腫瘍性疾患など、呼吸器疾患全般にわたり幅広く診療を行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 69 8.51 11.77 1.45 61.39
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 48 13 13.82 0 71.13
110280xx991xxx 腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 37 9.32 6.45 0 53.05
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 23 17.83 20.06 0 57.09
110260xx99x3xx ネフローゼ症候群 21 3 5.00 0 46.19
腎臓病についての各種画像検査、専門的な血液・尿検査を用いたスクリーニングから原因疾患確定のための腎生検など専門的な検査を行っております。検査の結果もふまえ最も適切な治療を提案し施行していきます。慢性腎臓病のあらゆるステージに応じた治療に対応させて頂きます。また、他診療科と連携する事で全身疾患関連腎臓病の治療や進行してしまった場合の血液透析、腹膜透析、移植などの腎代替療法の療法説明および透析療法の導入を行っております。移植希望者については移植治療が可能な施設へ紹介させて頂きます。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 34 3 3.61 5.88 43.62
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 - - - - -
161020xxxxx00x 体温異常 - - - - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 - - - - -
160200xx99x0xx 面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) - - - - -
365日24時間体制で3次救急、2次救急の患者を幅広く受け入れている。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 295 2.23 2.64 0 69.87
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 131 26 8.94 30 78
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 43 1867 13.34 9.3 64.3
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 33 12.55 7.63 0 73.3
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 30 11.2 7.76 0 74.43
食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・胆管・膵臓などと担当する臓器が幅広いことが特徴です。
糖尿内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 42 12.83 14.28 4.76 64.55
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 10 26 13.61 30 78
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 - - - - -
100040xxxxx10x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 - - - - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 - - - - -
糖尿病、内分泌疾患、生活習慣病を対象に精査、加療を行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 29 10 16 38 13 12 1 8
大腸癌 26 21 30 36 16 13 1 7,8
乳癌 10 8 1 0 1 2 1 8
肺癌 25 20 31 52 4 18 1 7,8
肝癌 10 16 4 5 4 6 1 7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌に対し、早期癌から進行癌、再発まで幅広く診療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 9 18.33 63.78
中等症 72 17.35 82.10
重症 23 18.65 83.39
超重症 4 12.75 80.50
不明 0 0 0
軽症の場合は外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によって入院しての加療となる場合があります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 201 26.11 76.06 33.03
その他 20 25.80 44.15 3.17
年々脳梗塞の受け入れ患者数が増えており、血栓溶解療法、血栓回収術を含めた急性期治療から、回復期リハビリ病院への転院調整や自宅退院後の外来診療までシームレスな診療が行えるよう努めています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 136 2.62 6.82 23.53 74.21
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 111 3.02 2.8 0 71.51
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 55 0 11.95 1.82 65.53
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 51 1.33 2.24 0 66.63
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 33 0.15 8.27 0 69.21
急性心筋梗塞、狭心症に対する冠動脈形成術、冠動脈ステント留置術や閉塞性動脈硬化症など末梢血管疾患に対する血管拡張術を地域の基幹病院として責任をもって施行しています。また、2022年6月に加須市に病院移転後、心房細動、上室性頻拍など不整脈に対するカテーテルアブレーションも積極的に施行しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 81 1.02 4.27 0 62.16
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 73 1.11 2.1 0 72.66
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 39 1 1.79 0 61.72
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 21 2.33 10.9 0 70.43
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 15 0.93 4.53 0 50.53
当院では積極的に腹腔鏡手術を行っています。大腸ではロボット手術を導入しました。胃がん・肝胆膵疾患・ヘルニアでも腹腔鏡手術を行っています。また、多くの症例にクリニカルパスを用いて効率的な治療を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 86 2.83 17.85 53.49 79.33
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕) 32 1.06 1.28 0 60.63
K0462 骨折観血的手術(下腿) 24 1.42 9.21 8.33 47.04
K0463 骨折観血的手術(膝蓋骨) 15 2.07 12.8 6.67 58.73
K0732 関節内骨折観血的手術(手) 15 1.13 2.93 0 70.07
一般外傷での骨折症例に多数対応しております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 32 1 12.94 9.38 80.72
K178-4 経皮的脳血栓回収術 26 1 31.58 53.85 73.81
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) 21 1.48 43.29 66.67 71.95
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 11 5.91 13.36 9.09 78.55
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) - - - - -
脳卒中の超急性期から質の高い治療を提供し、脳卒中後遺症を最小限にするよう努めております。直達手術、血管内(カテーテル)手術とも対応可能です。また脳腫瘍や外傷性の頭蓋内出血性疾患に対しても迅速な対応が可能で、脳を保護する事を念頭において治療しております。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 14 1.57 15.14 0 71.64
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) 13 8.23 11.15 0 39.54
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 12 1.75 12.75 0 71
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) - - - - -
K496-4 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 - - - - -
当科では最新の胸腔鏡下での治療を積極的に行っています。
一方、血管浸潤や多臓器浸潤などを伴う進行肺癌・悪性縦隔腫瘍に対する開胸下での肺切除、また、隣接臓器合併切除・気管気管支形成術・肺動脈・上大静脈などの血管形成術を行うなど難度の高い手術も行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 22 1 0 70.45
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 - - - - -
K0484 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(その他) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K6082 動脈塞栓除去術(その他のもの(観血的なもの)) - - - - -
緊急を含め、全身の血管を治療対象としています
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 75 1..88 5.19 0 75.96
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 60 1.28 3.2 1.67 64.38
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 48 0 1 0 59.33
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 34 1.26 8.85 0 72.97
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 30 0.57 7.57 0 66.6
経尿道的尿路結石破砕術・対外衝撃波結石破砕術や尿路悪性腫瘍に対する手術を多く行っております。2022年6月よりロボット支援下手術が可能となり、前立腺がん、腎臓がん、腎盂尿管がん手術で行っております。ロボット支援下でない腹腔鏡下の手術も可能ですので、患者様との相談の上、術式を相談しております。安全安心な手術を第一に感が手行っております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 20 18 24.75 10 69.1
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) - - - - -
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) - - - - -
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施する場合) - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
当院の外科と連携し当院で透析を導入する方、維持透析を施行している方の抹消動静脈瘻増設術、人工血管移植術、長期カテーテル留置術を施行しております。また、術後も長期に安定して透析が施行できるようにブラッドアクセス管理を行っております。
 外科では他院で維持透析をしている患者様も安定した透析治療を継続できるように種々のアクセストラブルにも対応しており、他院でバスキュラーアクセスの手術およびPTAを行った患者さんについても対応しています。当科でもその一部お手伝いをさせて頂いております。」
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 271 1.17 1.32 0 70.03
K688 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 116 4.14 10.12 1.72 78.47
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴うもの) 46 3.35 9.43 6.52 77.57
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 30 0.03 1.33 0 67.8
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) 29 1.24 8.45 0 69.1
大腸内視鏡検査で大腸のポリープが発見された場合、癌化する可能性のある腺腫性ポリープが治療の対象となります。基本的には1泊2日入院で治療を行います。
内視鏡的胆道ステント留置術は、胆道癌による胆管閉塞から閉塞性黄疸をきたすため、胆管内にステントを挿入し黄疸や胆管炎に対する治療方法です。
内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD)は、総胆管結石で胆管炎や閉塞性黄疸をおこした場合に行います。ドレナージチューブを用いて胆汁を鼻から体外に出す方法です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 4 0.06
異なる 3 0.04
180010 敗血症 同一 39 0.57
異なる 30 0.44
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.01
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.17
異なる 2 0.03
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、この表に示す4つの傷病名について、入院契機となった傷病名の同一性の有無を区分して患者数と発生率を示しています。これらの傷病名が全くないとすれば重症な症例を扱っている医療機関としては不自然であり、多すぎることも問題となります。入院契機が異なるものは入院中に基礎となる疾患が重症化したと考えられます。
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